空腹を満たし、限られた時間ではあるがのんびり過ごせる昼休み。にもかかわらず上司に文句をつけられた職員の投稿に、『The Sun』などイギリスのメディアが注目し、世間の反応とあわせて紹介している。
■上司による新社則
アメリカの会社で働くある人物が上司に声をかけられ、「今後は昼休みに読書はするな」「禁止する」と告げられた。
この職員は本が好きで、昼休みには必ず読書を楽しんでいたという。それを知った上司は「だから昼メシに時間がかかるんだよ」と叱責し、とにかく新しい社則をしっかり守るよう命じた。
驚いた職員は「スマホやSNSと、どう違うんでしょうか」「文字に目を通すという意味では同じだと思うのですが…」とすかさず反論。これに対し上司は「スマホを禁止するのはちょっとね…」と言葉を濁したそうだ。
関連記事:歯科医院に貼られた職員宛てのポスターに物議 「世界で最悪の上司」
■職員の主張
腹を立てた職員は、「スマホはOKで本はダメ」「これってどういうことよ?」と人気掲示板『Reddit』に不満をぶちまけた。
この職員が食事に時間をかけるのは事実だというが、それは読書のせいではなく歯が悪いためだという。噛むのに時間がかかるせいで、「のんびり食いやがって」と誤解されたというのだ。
何も知らずイライラした上司が新社則をもうけたのは、コミュニケーション不足が原因だった可能性が高い。
■悪いのは上司か職員か…
この投稿を見た人たちの多くが「悪いのは上司」と判断し、「休憩時間に何をしようが職員の自由だと思う」「食事をせずに遊んで過ごしたとしても、文句を言われる筋合いはない」というコメントを書き込んだ。
その一方で、「午後の仕事に遅れたのではないか?」「遅れてもなお本を読みながら食べていたのだとしたら、怒られても当然」という意見、また「スマホで本を読めばいい」というアドバイスもSNSに書き込まれている。
■4割が「上司にキレた経験あり」
しらべぇ編集部が全国10〜60代の有職者の男女1,501名を対象に調査したところ、全体の41.4%が「上司に対してキレた経験がある」と回答した。
多くの人が上司にムカついているのだろうが、我慢を重ねた結果でキレるよりも、きちんと話し合うほうがいい。
職場で上司にキレても良いことは絶対にない。キレたせいでその後に気まずい思いをするよりは、必要なことはしっかり説明し、理解を求めてみてはどうだろう。
・合わせて読みたい→森咲智美がセクシーな女上司に… エロすぎる変身に「これは社則違反」
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2020年12月11日~2020年12月18日
対象:全国10代~60代の有職者の男女1,501名(有効回答数)
コメント