遺体・死体・霊安室

アメリカで40年ほど前、葬儀業者に勤めていた若い女が男性の遺体との性行為が発覚し、逮捕された。40もの遺体に犯行に及んでいたことが確認されたが、刑罰は非常に軽いものだった。

女はその後どう過ごしているのか、地元メディアの『California News Times』やイギリスの『The Sun』などが伝えている。


■見習いで遺体処理作業中に…

その屍姦事件は、1979年カリフォルニア州サクラメントで発覚した。逮捕されたのは、当時23歳のカレングリーンリーという女だ。

グリーンリーは「見習い」として、病院や警察の霊安室にある遺体を整えて防腐処理し、ドライアイスとともに棺に納めて葬儀場に運び出す作業を手伝っていた。そんななかある男性の遺体に欲情し、霊柩車を盗み出したのだった。

逮捕直前に服薬自殺を試みたが、素早い処置で命を助けられていたという。


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■約40の遺体が被害に

警察に「私はネクロフィリア(死体性愛者)です」と話し、あっさりと罪を認めたグリーンリー。勤めていた葬儀業者は建物の上階をアパートにしており、グリーンリーはそこで暮らしながら遺体安置室に忍び込むことを繰り返し、約40の遺体に不正な行為を働いたと供述した。

しかし、当時のカリフォルニア州には屍姦という概念やそれを規制する法律がなかった。そのため、遺体の盗難および不正な扱いについて起訴されるのみで、裁判でもわずか11日の懲役刑が下っただけだった。

■「死体の匂いに欲情する」

長い服役生活を経ても、性犯罪の再犯率は非常に高いといわれている。人が生まれ持ったセクシュアリティが簡単に変わるわけもなく、わずか11日間の服役では反省や更生は難しいと話題になった。

屍姦やネクロフィリアという言葉はもちろん、女にも屍姦マニアがいるという衝撃的な事実を全米に広めたこの事件。1987年にあるメディアインタビューに応じたグリーンリーは、「私は遺体安置室をあさるネズミ。死体の匂いに欲情します」と語り、さらに波紋を広げた。


■人相やその後の情報は…

事件後のグリーンリーは写真の撮影に応じておらず、世の人々は事件発覚当時に出回った過去のぼやけた写真でしか、彼女の人相を知らない。また性犯罪者としての登録もなされなかったため、出所後の彼女の情報を知る人もいない。

現在は60代半ばになっているが、すでに名前も変えているため「誰にも気づかれず、意外にも近くに暮らしている可能性が」「遺体が妙に乱れていたらグリーンリーのせいかも」などと伝えるメディアは多い。

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(文/Sirabee 編集部・浅野 ナオミ

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