中国の大連市にオープンした「日本風情街」は、批判の声が殺到したこともあってほどなく営業停止となった。それだけ中国では反日感情が強いと言えるが、同じころに韓国にも「日本風情街」がオープンしていた。中国メディアの騰訊はこのほど、韓国の「日本風情街」について紹介する記事を掲載した。

 記事の中国人筆者が紹介したのは。韓国のソウル近郊・東豆川市にある「にじもりスタジオ」だ。ドラマ撮影のセットを活用した施設で、江戸時代の日本を再現しており、飲食店や土産物店、さらには旅館まであるという。写真を見ると、施設内には鳥居があって石畳の道路の両側には日本の温泉街のような街並みが続いているのが分かる。記事によると、入場料は日本円にして約2000円で、多くの若者が訪れているという。

 見たところよくできていると言えそうだが、中国人筆者は「大連の日本風情街の方が立派な感じがする」と主張した。「やっぱり大連の日本風情街は最高だ」としている。しかし、残念ながら大連の日本風情街は営業再開の見込みはまだないようだ。

 そのうえで中国人筆者は、現在の日中関係はそれほど良いとは言えないものの、文化交流を続けることは必要だと主張した。中国では「日本による文化侵略だ」などの批判の声が多いものの、中国は日本と文化交流することを恐れる必要はないとしている。むしろ心を大きくして、もっと日本から多くを学ぶべきだと主張した。

 韓国も反日感情が強いと言われているが、韓国版の「日本風情街」は好評を博していて中国のように営業停止に追い込まれるとの動きは今のところないようだ。中国人筆者としては、大連の日本風情街の再開を心待ちにしているようであり、そのような中国人も少なくないのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

韓国にもある「日本風情街」、中国人の反応「我が国の日本風情街のほうが立派だ!」