ニューカッスルチェルシーに所属するアメリカ代表MFクリスティアン・プリシッチの獲得に興味を抱いているようだ。27日付けでスペイン紙『アス』が報じている。

 今回の報道によると、ニューカッスルは現在23歳のプリシッチの獲得を熱望している模様。今シーズンは足首の負傷による約2ヶ月間の戦線離脱から復帰した同選手だが、選手層の厚いトーマス・トゥヘル監督が率いるチームでリーグ戦の出場は4試合にとどまっている。また、同選手は2022年のFIFAワールドカップカタール大会をベストなコンディションで迎えるためにも、より多くの出場時間を望んでいるようだ。

 そして同紙によると、プリシッチに対してはバルセロナリヴァプールジェノアも熱視線を送っているとのこと。来年1月に開幕する移籍市場から争奪戦となることが予想されている。

 ニューカッスルは、10月にサウジアラビアの政府系ファンド『パブリック・インヴェストメント・ファンド(PIF)』主導のPCPキャピタルパートナーズとRBスポーツ&メディアからなるグループがクラブを買収。新たな指揮官にエディ・ハウ監督を迎え、新体制を迎えていた。

チェルシーに所属するプリシッチ [写真]=Getty Images