このほどイギリスの寝具小売業者が開催した“最も汚い子供部屋”のコンテストが話題となっている。優勝者である8歳少女の部屋はまるで泥棒に荒らされたように散らかっており、見事賞品を獲得することになったが、SNSでは少女の両親に対して呆れ気味の声があがっている。『The Mirror』『WalesOnline』などが伝えた。

イギリスに拠点を置く寝具小売業「Happy Beds」が開催した「イギリスで最も汚い子供部屋」のコンテストの受賞者が今月に発表され、多くの注目を集めている。優勝したのはスコットランドのグラスゴーに暮らす8歳のエミリーちゃん(Emily)で、彼女には優勝商品として400ポンド(約6万円)以上の高級ベッドが贈られることになった。

同社の公式ウェブサイトに公開されたエミリーちゃんの“汚部屋”は、床に脱ぎ捨てられた服やおもちゃが散乱し、足の踏み場もない状態だ。写真にはエミリーちゃんの父親スティーヴさん(Steve)のコメントがこのように添えられていた。

「私の娘エミリーは、残念なことに自分の部屋を更衣室がわりに使用するだけで、ほとんどの時間を家族と一緒にリビングルームで過ごすのです。(幸せなことなんだろうけどね)片付けをしても1週間もしないうちに爆弾を受けたような部屋に戻ってしまうんです。賞品の新しいベッドがエミリーにとって良い変化と行動を促してくれることを期待しています。」

このコンテストには100件以上もの応募があり、惜しくも優勝を逃した14名の“汚部屋”の写真も同社のウェブサイトに掲載された。なかでも6歳のエマちゃん(Emma)と10歳のリリーちゃん(Lillie)の“汚部屋”は、床が完全に見えない状態になるほど洋服やおもちゃが散乱し目を見張るほどの散らかりようだ。

リリーちゃんにおいては、“汚部屋”の中で堂々と寛いでいた。

話題を集めたコンテストだが、ネット上では“汚部屋”の主の親に対してこのような辛口の意見があがった。

「これは親が悪い! ちゃんと躾がされていないから多くの人が雑に育っちゃうんだよ。」
「これって自慢できることじゃないでしょ! まだ8歳なのに部屋をここまで散らかすなんて親のせいだよ。」
「もし子供の部屋が豚小屋のようであれば、将来的にもそうなるし、無駄なお金を使うことになる。」

一方で「私の娘の部屋もカーペットが見えないほど散らかってて、それは私を悩ませました」という声も見受けられ、一部の親にとって我が子だけが部屋を片付けられないわけではないと感じたようだ。

画像は『WalesOnline 2021年11月24日付「Eight-year-old girl’s bedroom is named messiest in the country」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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