1971年に放送が開始され、今年で50周年を迎える石ノ森章太郎原作の「仮面ライダー」。それを記念して制作される映画『仮面ライダー ビヨンド・ジェネレーションズ』(12月17日公開)に、仮面ライダー1号/本郷猛役として藤岡弘、の息子である藤岡真威人が出演することが決定。このたびメイキング&インタビュー映像が解禁された。

【写真を見る】父から直々にアドバイスを受け、当時の放送を見て研究を重ねた真威人の変身ポーズ

仮面ライダー誕生の1971年と現代の2021年、そして荒廃した2071年の3つの時代を舞台に繰り広げられる戦いを描く本作。先日Web予告映像とポスタービジュアルが解禁され、歴代のレジェンドライダーダークライダーの登場やゲストキャストとして中尾明慶古田新太の出演が明らかに。ライダーファンの間では次なる情報解禁に大きな期待が寄せられていた。

そんななか、このたび発表されたのは1971年に放送された「仮面ライダー」で仮面ライダー1号/本郷猛役を演じた藤岡弘、の長男である真威人が、50年の時を超えて父から同役を受け継ぐというファンにはたまらないサプライズ。劇中ではスポーツ万能で頭脳明晰の青年、本郷猛が最強の改造人間を生みだそうとする悪の秘密結社ショッカーに捕らえられ改造手術が行われる当日の、“もう一つ”のエピソードが描かれていくとのこと。

オファーがあった際「やらなきゃならない宿命」と感じ、父から直々にアドバイスをもらったり当時の放送を見直して研究したという真威人。解禁されたメイキング&インタビュー映像には50年前の本郷猛を彷彿とさせる衣装を身にまといショッカーに立ち向かう姿や、撮影現場で父から指導を受ける様子。さらには父直伝の変身シーンに臨む姿も。受け継がれるべくして受け継がれた新たな仮面ライダー1号/本郷猛の活躍を、是非とも映画館のスクリーンで目撃してほしい!

文/久保田 和馬

仮面ライダー1号/本郷猛役を父、藤岡弘、(左)から受け継いだ藤岡真威人/[c]「ビヨンド・ジェネレーションズ」製作委員会[c]石森プロ・テレビ朝日・ADKEM・東映