都内でも見ることができるカワセミは、鮮やかな青色と長いくちばしが特徴の小さな鳥だ。今ツイッター上では、そんなカワセミの決定的な瞬間を収めた写真が話題になっている。

【話題のツイート】カワセミが水辺でまさかの…


■決定的瞬間を収めた一枚

カワセミ

「う◯ちシーン撮るの何故かめちゃくちゃ上手くなった」とコメントを添え、カワセミがフンをする瞬間の写真を投稿したのは、ツイッターユーザーの壺屋さん。鮮やかな毛色、勢いよく出る白いフン、水辺の落ち着いた雰囲気。なぜだろう、少し美しく見えてきた。

鳥のフン自体は街中でよく見かけるが、フンをする瞬間に立ち会えるなんて…。きっと、この一枚を収めるのに相当苦労したことだろう。


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■ネットでは驚きの声

壺屋さんの投稿にネットでは、「鳥のフンってこうやって出るんだ…」「スゴい!キレイに飛ばしている」「白いんだなぁ」「躍動感があるね」といった、驚きのコメントが続出。

他には、「汚いもののはずなのに、なんだかキレイに見えてしまう」「爽やかで良いですね」など、カワセミのフンを美しく感じる人も多く見られた。

■写真に収めた理由は…

なぜか美しく見えるカワセミがフンをする瞬間、写真に収めようとした経緯は何だろう。

気になった記者が壺屋さんに話を聞いてみると、「カワセミは野生生物なので、すべての場面が命がけで生きていると考えています。私は、必死で生きているすべてのシーンを写真に収めたいと考えているので、フンの瞬間もそのワンシーンに過ぎません」とのこと。

カワセミの行動を追った結果、フンの瞬間にも立ち会えたようだ。ちなみに、尾羽をピクっと上に持ち上げる仕草が続いた後にフンをするという。


■カワセミの魅力

カワセミ

普段からカワセミを撮り続けている壺屋さん。納得できる一枚を収めるのは大変で、一日中撮影しても数カットしか撮影できないこともある。しかし今回の撮影では、話題となったフンをする瞬間や、狩りをするシーンなどに出会えたそうだ。

取材の最後にカワセミの魅力を聞いてみると、「清流の宝石とも呼ばれる鳥ですが、じつは都市部で生きていくことに順応でき、都内でも比較的大きな公園の池など、かなりの個体が生息しています。大自然に出向かなくても家の近所で見れられる美しい野生生物の代表であるところが魅力だと思います」と熱く語ってくれた。

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(取材・文/Sirabee 編集部・小野田裕太

カワセミの決定的な瞬間を収めた一枚が話題 「汚いもののはずなのに…」