日本の国家イメージは国際的に良好だが、中国の国家イメージはさほど良くない。経済力をつけ、世界的な影響力も拡大したというのに、国際社会の対中イメージはなぜ向上しないのだろうか。中国の動画サイト・西瓜視頻はこのほど、「日本の国際的なイメージが中国よりも良い理由」と題する動画を配信した。

 配信者は、日本の国際的なイメージが良いのは「米国が日本のことを良く言うからだ」と主張した。日本は韓国以上に「米国に対して政治面で忠実」なので、米国は日本への見返りとして「国際社会に日本の良さを発信している」と主張した。

 その点、中国は米国にすり寄ることをせず、強力な軍事力で米国に脅威を与えているので、米国はわざと「人権問題などありもしない話を言いふらしている」と主張した。しかし中国にも方法がないわけではなく、強くなればなるほど米国に経済的利益をもたらすので、「資本主義国に認められなくても、気にせず発展し続ければ良い」と主張している。

 しかし、日本のイメージが良いのは米国のためだとする主張に対し、視聴者からは多数の反対意見が寄せられた。多かったのが、日本のイメージの良さは「パスポートを見れば分かる」、日本人は「民度が高くて文明的で、経済力があるからだろう」といったもので、「自分の姿を鏡で見たら分かることだ」という人もいた。中国人イメージが低下したのは、海外でのマナーの悪さなど自分たちのせいだという意識が強いようで、動画のようにうがった見方をする中国人は少ないようだ。

 一度低下したイメージは簡単には変わらないものだが、これだけ多くの中国人が自国の問題を意識しているなら、時間はかかっても変わることは可能なのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

中国ネット民の多くは理解していた「日本の国家イメージが良い理由」