一時期SNSを中心に流行っていた「おじさん構文」。中年男性がメッセージアプリメールなどで使いがちな絵文字や表現を指摘したもので、語尾に「カナ」をつけたり、オチで「ナンチャッテ」をつけたりするのが特徴です。

 そんなおじさん構文を作り、大喜利するアナログゲームおじさん構文、つくっちゃおうカナ?」が誕生しました。作者はボードゲーム制作ユニット「愉快班」さん。ネット上では2021年11月6日に発表され、11月20日~21日に東京ビッグサイトで開催された国内最大規模のアナログゲームイベントゲームマーケット」にて頒布されています。

【その他の画像・さらに詳しい元の記事はこちら】

 アナログゲームおじさん構文、つくっちゃおうカナ?」は、カードで遊ぶ大喜利ゲームプレイヤーは単語が書かれたカードを組み合わせ、お題に沿うおじさん構文を作って完成度を競う「おじさん構文大喜利ポーカー」と紹介されています。

 プレイ人数は2~4人、想定プレイ時間は30-45分。ルールも下記のように大喜利を楽しむようになっています。

おじさん構文で使われるフレーズが書かれた言葉のカードランダムで引く。
・手札からお題に対する文章のカードを組み合わせ、おじさん構文を作る。
・その中から一番おじさん構文として面白いものを多数決で選んで多い人が1ポイントを得る。
・上記のことを繰り返していき、3ポイント先取した人の勝ち

 この作品はポーカー大喜利を合わせたゲームとなっていて、仲間内で気軽に笑いながら楽しめる作品になっているのも特長です。

 ゲーム内の設定も、プレイヤーが“おじさん構文エキスパート”として、おじさん構文AI開発研究所に招集されます。そこで、SNSの投稿に対して、おじさん構文で自動的に返事をするAIに、フレーズの組み合わせでのお手本を示し学習させる事が目的となっている。というもので、設定にもこだわりがみられます。

 制作者である「愉快班」さんにお話をうかがったところ「たくさん笑ってもらえるように作りました!組み合わせのセンスなども大いにありますが、気心知った人同士でも、このゲームの中だと別人格になるので、そうした面白さもあると実感しています。お題(SNS投稿)の中身も、実際の投稿をベースにして「こういう投稿あるある」と思ってもらえそうなテーマを考えました」とのことです。

 ゲームの作者「愉快班」さんは、この作品がなんと初作品。「ゲームマーケット」に足を運び、売られているゲームの自由さに感動して、自分たちも作ってみたい。そして、「ゲームマーケット」に出展したいとと思い、今作を手掛けたそうです。

 今作については、「時代にタイムリーゲームを作りたいという意欲がありました。当時TVの情報番組やWebニュースメディアにも取り上げられる前に、SNSでざわついていた「おじさん構文」を見掛けまして、それを大喜利ゲームに取り入れたら面白そうだなと思ったのがきっかけです。実際にSNSでもフォローし合う人同士が、ふざけておじさん構文でリプライを飛ばし合っているのを見ています。そんな親しい人の間で行うコミュニケーションのひとつの形として、乗っかってもらうと盛り上がるのではないかとも感じています。また、現実世界ではご法度として叩かれていましたが、実はおじさん構文やってみたい人も多いのではないかなと思い制作しました」と語っています。


 またこだわった点については「カードの言葉とイラスト」だといい、「カードの言葉は実際にSNSで見たフレーズテキストマイニングしたりしてリアルさを出しています」とのこと。

 「現実世界で迷惑をかけるのは我々もどうかと思いますが、ゲームの中なので、遠慮なくおじさん構文を作ってほしいです。そして、普段からSNSをよく見る方を中心にプレイして、上手い文章ができたらぜひSNSにも写真を撮ってアップしてもらいたいです」とこれからプレイする人へ向けメッセージを送っています。実際に遊んで、その光景をSNSに上げる楽しみもあり、2度楽しめる作品ということですね。

 なお、「おじさん構文、つくっちゃおうカナ?」は、今後はネットによる通信販売も予定されています。販売方法は決まり次第、「愉快班」さんのTwitterで告知されるとのことです。

<記事化協力>
愉快班さん(@yukaihan_game

(戦魂)

おじさん構文が大喜利ゲームに「おじさん構文、つくっちゃおうカナ?」が登場