ミランテクニカルディレクター(TD)を務めるパオロ・マルディーニ氏が、チームの課題や来年1月の移籍市場について語った。イタリアスカイ』が伝えている。

ミランは今シーズンのセリエAで開幕から好調を維持しており、現在2位の好位置につけている。また、久々の出場となったチャンピオンズリーグ(CL)では3連敗スタートと大きくつまずいたが、24日に行われた第5節のアトレティコ・マドリー戦では勝利を収めており、最終節までグループステージ突破の可能性を残す状況となった。

一方で、28日に行われたセリエA第14節のサッスオーロ戦では1-3の敗戦。前節のフィオレンティーナ戦でも3-4で敗れており、リーグ戦ではチームの勢いにやや陰りが見られる。

スカイ』のインタビューに応じたマルディーニ氏は、この連敗から立ち直る必要があると強調。12月2日に行われるセリエA第15節では、かつてのチームメイトであり友人でもあるアンドリー・シェフチェンコ監督率いるジェノアとの対戦となるが、勝利を目指したいと語った。

言い訳をするのは好きではない。日曜日の試合では、サッスオーロの方が良いプレーをしていたね。我々のスタートは良かったと思うが、次第に弱くなっていった。しかし、そこでの言い訳はできない」

「水曜日には軌道修正をするチャンスがある。これはトロフィーを獲得することを目的とした道であり、努力しなければならないことはわかっている。我々は素晴らしいことをしてきたが、まだ始まったばかりだ。トロフィー獲得のためには、何か特別なことをする必要がある」

「シェバ(シェフチェンコ監督の愛称)は勇気を示している。彼が難しい仕事を引き受けたのは、それを恐れていないからだ。私は彼を応援しているよ。彼は生まれながらの競技者であり、我々2人の間には良い友情がある」

また、マルディーニ氏は来年1月の移籍市場についても言及。積極的に動くことはしないと明言しており、代わりに現在契約延長に向けた話し合いを行っているMFフランク・ケシエやDFアレッシオ・ロマニョーリの交渉に集中したいと語った。

「1月のマーケットは、基本的に修理のためのマーケットだろう。我々のチームには競争力があり、今のところ何もするつもりはないよ。それより、契約更新に力を入れていく。ケシエ、ロマニョーリについては、我々はそこにいて交渉をしている」


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