千鳥の大悟とノブがMCを務めるレギュラー番組「チャンスの時間」(毎週日曜夜11:00-0:00、ABEMA SPECIALチャンネル)の11月28日の放送回では、モデルでタレントの高田秋をスタジオゲストに迎え、見るものを感動・感心させるモノマネが主流となっている昨今のモノマネ界に対し、このままでは笑いにあふれたエンタメ性の高いものまねが衰退してしまうのでは?と、勝手に危惧した番組が立ちあげた新企画「第1回 鼻くそ食べちゃうモノマネ選手権」を行った。

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第1回となる今回は、イジリー岡田、古賀シュウ、イチキップリン、ラパルフェの都留拓也ら4人が参戦し、モノマネのうまさだけでなく、笑いも兼ね備えたレジェンドコロッケの十八番“鼻くそを食べちゃうモノマネ”で対決した。

審査員は千鳥のふたりと高田が務め、鼻くそを食べるタイミングやおもしろさを加味し、各10点の30点満点で採点した。

■「第1回 鼻くそ食べちゃうモノマネ選手権」

番組では、さっそくモノマネ対決がスタートする。1曲披露しているあいだに“自由なタイミングで好きなだけ鼻くそを食べる”というルールのもと、イジリーは長渕剛モノマネで「ずいずいずっころばし」を披露し、審査員たちはまず、その歌声に「似てる!」と驚いたが、テンポよく、リズムにあわせて鼻くそを食べるイジリーに、千鳥は「これです、これです!」「このリズムだ!」と喜びの声を上げた。しかし、採点では、高田10点、大悟9点、ノブは7点と、それまででいちばん低い点数をつけたノブは、「歌もおもしろい。モノマネも似てる。コミカルに食べる。(すべて)完璧だった」と高く評価したものの、「なんか7点です」と告げ、イジリーを困惑させた。

その後、イジリーが2周目に披露した三沢光晴さんのモノマネにも「これはきましたね!」「中学生に戻った感じがした」などと刺激された千鳥だったが、それまですべて9点とつけてきた大悟が7点と採点し、大悟は「さっきのノブの7点と同じ感覚」「すべて完璧だったけど、7点やな」と説明し、釈然としないイジリーは、「この仕事って完璧にしたら、最低得点が出るってことですね?」と抗議した。

■「もっともっと大きい大会にしていきたい」

そして、千鳥が「いまハマっている」と大注目していた都留は、1周目で阿部寛モノマネを披露する。都留による阿部のモノマネを待ちわびていた千鳥は「すばらしい」と大いに盛りあがる。興奮のあまり、立ちあがって拍手を送っていたノブは、「アメリカズ・ゴット・タレントみたいになりました」と感想を語った。

さらに2周目には、「どんな感じになるの?」と一同が首をかしげるなか、森泉のモノマネを披露した都留は、背中を向けて登場し、曲にあわせて振り返った姿に、一同は「めっちゃ似てる」と爆笑する。都留のモノマネを見届け、ノブは「これは…いや~、どうしよう」と、大悟も「モノマネ界に激震が走ってる」と発言するなど、ぼう然となる。

高田は「バカバカしすぎて、今年イチ笑いました」と、ノブも「完璧でした」「ネタ見た後の感覚は、『キングオブコント』の空気階段のよう」と、大悟も「子どもの頃見てた、モノマネ似てるのとバカバカしさが、これなんです」と全員が10点をつけ、30点満点を取る。「第1回 鼻くそ食べちゃうモノマネ選手権」では、そんな大絶賛を浴びた都留が、みごと優勝し、「うれしいですね」「もっともっと大きい大会にしていきたいです」と喜びを語った。

千鳥のレギュラー番組「チャンスの時間」/(C)AbemaTV,Inc.