海外でコンビニを利用したときの出来事を描いた漫画「コンビニ」がSNS上で話題となっています。ある日、オーストラリアコンビニに立ち寄った現地在住の女性。コーラサンドウイッチを買おうと商品棚を見ますが…という内容で「物価の違いってこわいですね」「地味にストレスになりますよね」「まさにこんな感じでした!」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。

お弁当とマイボトル持参の生活に…

 この漫画を描いたのは、イラストレーターとして活動しているアキさん(43歳)です。いろいろな国での海外生活を漫画にして、インスタグラムブログ「Colors of the day 〜色のある暮らし〜」で発表しています。

Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。

アキさん「2018年6月です。元海外サッカー選手の夫に、自分を主人公にしたサッカー漫画を描いてほしいと頼まれて、描き始めました。そして、自身の海外生活を漫画にした投稿も始めてみたところ、あっという間に夫の漫画のフォロワーを超えてしまったので、今では『アキニッキ』一本で連載しています」

Q.今回の漫画を描いたきっかけは。

アキさん「物価の違いが小さなストレスの積み重ねになってつらくなることも『海外生活あるある』なのではないかなと思って描きました。日本では気軽で便利なはずのコンビニが、オーストラリアでは高くて何も買えないところに感じたという衝撃を漫画にしました」

Q.スーパーだと、物価の差はここまでないのですか。

アキさん「日本と同じく、スーパーの方がコンビニより断然安いですが、持ち歩くのにちょうどよい量のドリンクサンドウイッチなどは、スーパーコンビニもほぼ変わらない値段です」

Q.逆に、日本よりも安いものはあるのでしょうか。

アキさん「オーストラリアでとれる野菜や果物、お肉類、パンやパスタなどの小麦粉系食品は日本の倍以上の量が入って半額くらいでした。また、日本では輸入品として高い値段で売られているチョコレート菓子も安いです」

Q.日本のコンビニと違うところは何ですか。

アキさん「まず、一番に思いつくのは清潔感です。日本のコンビニはどんな店舗でもパッと明るく、清潔感がありますが、オーストラリアでは薄暗く、清掃が行き届いていない感じの店舗も多々あります。品ぞろえは全てにおいて種類が少なく、特にすぐに食べられるお弁当やお総菜は、日本のコンビニを想像して入ると『何もない』と感じてしまうと思います」

Q.この後、買い物の仕方は変わったのでしょうか。

アキさん「コンビニにはめったに行かなくなりました。出かけるときは、事前にスーパーで買い物をしておいて、朝、サンドウイッチやお弁当を作るようになりました。他にも、常にマイボトルを持ち歩くようにしていました」

Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。

アキさん「オーストラリアに留学やワーホリ経験のある方から、『私は安い果物ばかり食べていた』という話や『お菓子を食べすぎて15キロ太った』などのコメントを頂きました。また、シドニーは家賃もものすごく高かったのですが、他の地域ではそうでもなかったようで、地域差があることを教えていただきました」

Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。

アキさん「引き続き、これまで住んできた国々での生活を描いていきたいと思っています。また、漫画を通して、いろいろなジャンルの方とコラボさせていただいたので、今後もさまざまなジャンルの方とご一緒できるチャンスを頂けるよう、頑張っていきたいです!」

オトナンサー編集部

漫画「コンビニ」のカット=アキ(akinikki_abroad)さん提供