明るい日中はなんてことのない路地裏も、夜になるとその表情を一変させる。今ツイッター上では、現実とは思えない不思議な雰囲気の路地裏を収めた一枚の写真が話題だ。
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■階段に佇む猫
「猫に連れられて辿り着いた路地裏が現実離れしていた」とコメントを添え、ツタが生い茂る細い階段に佇む猫の写真を投稿したのは、写真家のtoshiboさん。階段は長く続いているが、真っ暗でその先に何があるのかは分からない。
このまま突き進んでいくと、異世界へ飛ばされてもおかしくない位不思議な空間だ。それだけでなく、こちらを見つめる猫は何かを伝えようとしているようにも思える。
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■ジブリアニメと重ね合わす声も
toshiboさんの投稿にネットでは、「これは、好き」「文学小説の一場面みたい」「素敵な案内人だ…」など、不思議な空間に酔いしれる人が続出。
他には、「これは…ジブリワールドに入ったような景色」「トトロの世界、猫バスが来そう」といった、ジブリアニメの世界観と重ね合わすコメントも多く見られた。
■撮影地はどこ…?
あまりのも幻想的な一枚、いったいどこで撮影したのだろうか。
気になった記者がtoshiboさんに話を聞いてみると、「夜であまり付近に特徴のある場所でもなかったため、詳細な場所は記憶していないのですが…静岡の熱海市付近だったと思います。これほどに退廃とした雰囲気があるのにも関わらず、生活の一部として機能している階段は初めて見たので感動しました」と説明。
■猫はどうなったのか
こちらを見つめる猫については、「写真を撮ると、そのまま脇の暗闇の方へ行ってしまいました。あの場所で数分間もの間、撮ってくれと言わんばかりにこちらの様子を気にしていたので、かなり奇跡的な場面だったのではないかと思います」と語る。もし、そのまま猫を追いかけて行ったら、異世界に行けたかも…。
この他にも、廃墟を中心にダークな世界観を表現しているtoshiboさん。きっとこれからも、われわれが夢中になってしまう一枚を発信してくれることだろう。
猫に連れられて辿り着いた路地裏が現実離れしていた。 pic.twitter.com/MoB5gU0qCV
— toshibo (@JIYUKENKYU_jp) November 29, 2021
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