京都府内で無銭飲食を繰り返したとして1日、38歳とび職の男が詐欺の疑いで再逮捕。その手口に怒りの声が上がっている。

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 男は今年8月3日と4日、京都市伏見区や城陽市の飲食店で知人女性と食事をした際、会計で未入金のプリペイドカードを使用し、エラーが出ると「現金がないから銀行で下ろす」と嘘をついて店を飛び出し、逃走したという。

 この男は10月6日と27日にも無銭飲食の疑いで逮捕されており、このほかにも京都や滋賀の飲食店で同じ手口を用いて、犯行を繰り返していたものと見られている。一度、飲食店の目をごまかすことができたことから、味を占めて犯行を繰り返していたものと思われるが、結局は最後に捕まった。

 なんとも姑息な犯行に、「カードが使えないから現金を下ろすと嘘をついて逃げるのは考えたなとは思うが、何度もやれば捕まるのは目に見えている。そこまで考えが至らないのは頭が悪い証拠」「エラーになっても履歴は残る。証拠を残して逃げているわけで、簡単に逮捕される。非常に頭が悪い」「お金がないのに外で食事をするな。職を持っているんだから、働けよ。詐欺をしようと企んで食べる料理がうまいはずないだろう」と怒りの声が相次ぐ。

 一方で、「本人確認もせず、知人女性がいたにもかかわらず、言い分を信じて銀行に行くことを許すなんて、ちょっと不用心では」「こんな姑息な行動を許す飲食店もおかしい。もっと用心するべきだった」「普通は従業員がついて行くでしょうに。とび職だし、脅したんじゃない?」という指摘も出ていた。

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