ヘアワックスで髪の毛を傷める本当の理由
ヘアワックスで髪の毛を傷める本当の理由

ヘアスタイルを作る時、どんな整髪料を使っていますか?

もちろん髪質や髪型にもよりますが、クリームタイプのものや泡ムース、またヘアワックスを使う方も多いのではないでしょうか?

特にヘアワックスは、ハードに固めて一度つけたらしっかり密着、ヘアスタイルを抜群に決めてくれる優れものとイメージできますよね。

しかしこのヘアワックス、メリットのみならず髪の毛を傷めてしまうデメリットもあることをご存知でしょうか?

今回は、なぜヘアワックスは髪にダメージを与えてしまうのか、その本当の理由は何なのか徹底解説します。

ヘアワックスって髪を傷めるの?

これはヘアワックスに含まれる成分にも大きく関係しています。

界面活性剤を含んでいる

界面活性剤は、髪の主成分であるタンパク質のケラチンが分解されてしまいます。

粘質性がある

頭皮に付着すると毛穴を塞いでしまったり、異物(ホコリなど)を吸着してしまいます。

このような現象がアレルギーや皮膚炎を起こす原因にもなります。

またこのような頭皮トラブルが発生すると、育毛にも影響を及ぼし、

・抜け毛
・薄毛

を引き起こします。

ヘアワックスは粘性とコーティング力があるため、シャンプーで落とすのにゴシゴシ洗う傾向が強く、結果として頭皮を傷つけることにもなります。

髪を傷めないヘアワックスの使い方

髪を傷めたくないけれど、髪型をバッチリ決めたい。

ダメージを回避するヘアワックスの使い方をお伝えします。

1.少量のワックスを手の平にとり、両手でもみこ

2.両手の平を組んで、指の間でワックスが白色になるまですりこむ

3.髪の毛の後ろ→両サイド→トップ→前髪の順で軽くもみこ

4.全体にワックスが行き渡ったら、手櫛で空気をいれながら手早くスタイリングする

注意点

・ワックスの量に注意(少量でも効果抜群のため、多量使用は控える)

・頭皮に直接つかないようにする

・洗髪の際、ぬるま湯で軽く流してからシャンプーは2度洗いをする
(1度目:洗浄力の強めのシャンプー、2度目:頭皮や毛髪に優しいアミノ酸シャンプー

サロン専売品がオススメ

市販されているものは、使いやすさに重点を置くため水分量が多めになっていますが、サロン専売品は、伸びは良くありませんがスタイリング力が高いです。

水分量が多いとどうしてもべたべたする傾向があるため、髪の毛のボリュームが欲しいという場合には、市販のスタイリング剤は使いにくいでしょう。

まとめ

出掛ける時にヘアスタイルが決まると、その日は一日気分爽快と感じる方は多いでしょう。

ヘアワックスでお洒落に決めても、頭皮や髪がダメージを受けてしまっては本末転倒です。

正しいワックスの使い方と洗い方を意識し、健康で素敵なヘアスタイルを楽しみましょう。

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