能登麻美子、新田恵海、小倉唯、前野智昭らがナレーションを担当する、大型ネコ科動物のドキュメンタリー番組5作品が日本初放送となる。また、4人からのコメントも到着した。
全国のケーブルテレビおよびスカパー！などで放送中のドキュメンタリー専門チャンネル、「ナショナル ジオグラフィック（TV）」は、ジャガー、ヒョウ、ウンピョウ、トラなど、世界中の大型ネコ科動物「ビッグ・キャット」の能力や生態を紹介し、彼らが直面している問題にも触れていく特集『ワイルドネイチャー：ビッグ・キャット・マンス』を12月9日（木）夜8時より放送スタートする。
12月の特集内では、5つの作品が日本初放送となる。力、獰猛さ、美しさを兼ね備えた世界中のビッグ・キャットたちに捧げるドキュメンタリー番組を大人気声優たちのナレーションとともに楽しめる。
【画像】番組別カット
12月9日（木）20：00～21：00に日本初放送となる『ビッグ・キャットと雪の王国』では、これまで人の目に触れることのなかったユキヒョウの生態に迫る。撮影期間はなんと3年以上。中国青海省の山奥でメスのユキヒョウが2頭の子供を出産し、見知らぬ峡谷で献身的に子育てをする様子が収められている。牧羊犬やそこを縄張りとするオスのユキヒョウとの争い、手ごわい獲物の狩りなど、さまざまな困難に直面するたび、ユキヒョウの母親が自らの身を投げうち、たくましく立ち向かっていく。日本語ナレーションは『君に届け』の黒沼爽子役、『地獄少女』の閻魔あい役、『犬夜叉』のりん役などの人気作品で活躍する、声優の能登麻美子が担当する。
＜能登麻美子 コメント＞
「ビッグ・キャットと雪の王国」のナレーションをさせて頂きました能登麻美子です。映像には、これまでに人の目に触れることのなかったユキヒョウ達の姿が収められています。軸に描かれるのはメスのユキヒョウの子育てです。ユキヒョウの親子には次々に過酷な試練も訪れますが、子供を命懸けで守る母の姿には心奪われるものがあり、源にある母の愛を感じずにはいられません。雪の世界の美しさ、過酷な自然、生き物たちの命の輝き、母の愛。様々な煌めきが散りばめられた「ビッグ・キャットと雪の王国」をご覧になって頂けますと幸いです。
【画像】能登麻美子
日本初放送作品の2つめ、『探求！幻のウンピョウ』は、12月9日（木）21：00～22：00に放送する。インド中を旅する野生動物のカメラマンであるサンデーシュ・カドゥールは、あらゆるネコ科動物を撮影してきたが、ウンピョウとユキヒョウだけはなかなか撮影することができずにいた。そこで、地元の人々の協力を得ながら密林や険しい山岳地帯に出かける。めったに出会えない幻のヒョウたちを見つけ、その姿をカメラに収めることはできるのだろうか。さらに旅の中で、インドに生息する野生動物の現状も明らかになる。日本語ナレーションは、声優以外にも、俳優や気象予報士など多方面で活躍している窪塚俊介が担当する。
日本初放送作品の3つめ、『インドとトラと未来と』は、12月16日（木）20：00～21：00に放送する。日本の動物園でも馴染みのあるトラも、ほかの大型ネコ科動物と同じく絶滅の危機に瀕している。インドでは20年以上、トラを保護するために国をあげて活動を行ってきた。この危機から救い出すことができるのは、世界でひとつ、インドだけかもしれない。保護活動の一環として、森林警備隊や科学者たちによる大規模な個体数調査が実施された。果たして、インド全土の生息状況から判明した事実をもとに、トラたちの未来を救うことはできるのだろうか。日本語ナレーションは『ラブライブ！』の高坂穂乃果役などの声優だけでなく、歌手としても活躍する新田恵海が担当する。
＜新田恵海 コメント＞
世界のトラの60％が生息するインドで、その保護活動を追ったドキュメンタリーです。ナレーションをさせていただきながら、トラという生き物としての美しさに改めて触れました。自然の中で生きる厳しさ、力強さ、そして親子愛を、たくさんの方に伝えられたら嬉しいです。ぜひお楽しみください。
【画像】新田恵海
日本初放送の4つめ、『タイガー・クイーン：悲劇の女王』は、12月23日（木）20：00～21：00に放送。インドのタドバ国立公園に生息するベンガルトラのメス、マヤに密着したドキュメンタリーだ。マヤは、幼くして母親を失い、たったひとりで生き抜く術を身につけていった。狩りの腕を磨き、ナワバリを手に入れたものの、女王として君臨するには後継ぎが必要だった。マヤはオスのトラと出会って母親となり、慣れない子育てに奮闘する。そんなマヤの前に、次々と悲劇が訪れる。逆境に負けず、何度でも立ち上がるトラの女王、マヤの生き様を描いている。日本語ナレーションは『神様のメモ帳』のアリス役、『ロウきゅーぶ！』の袴田ひなた役、『アクエリオン EVOL』のユノハ・スルール役など、幅広いキャラクターを演じている、声優の小倉唯が担当する。
＜小倉唯 コメント＞
普段からドキュメンタリー番組を観るのが好きなこともあり、今回ナレーションを担当させていただけることをとても嬉しく感じています。ナレーションをしながら、広大な自然の中 奮闘してゆくタイガーたちの姿に、とても心揺さぶられました。生物たちの生き様や、その迫力に圧倒されること間違いなしです。ぜひ、この感動を、番組を通じてご堪能いただけたらと思います。
【画像】小倉唯
日本初放送の5つめ、『インドのワイルドキャット・プレデター』は、12月30日（木）20：00～21：00に放送する。インドでは、さまざまなネコ科動物たちが生息しており、はるか昔から、強さや気高さの象徴として君臨してきた。人々に敬われてきたネコ科動物たちだが、現在では絶滅の危機に直面している種も多く存在する。本作は、インドの起伏に富んだ大自然に生息するネコ科動物に密着し、貴重な映像からその興味深い生態に迫る。日本語ナレーションは『弱虫ペダル』の福富寿一役、『KING OF PRISM』の速水ヒロ役、『図書館戦争』の堂上篤役など、数々の作品で活躍している、声優の前野智昭が担当する。
＜前野智昭 コメント＞
ヒョウやユキヒョウ、ライオン達の新たな一面を知る事ができる貴重な映像です。個人的にヒョウに関しては具体的なイメージがそれほどなかったので、習性やその地域に住む人々との関係性等、初めて知る事がたくさんありました。都市化が進んでいくことは、人間にとって悪い事ではないのかもしれませんが、その中でネコ科動物達がどのように生き、人間達と共存していくのか。今までそれほど深刻に考えた事はありませんでしたが、再びナレーションを担当させて頂き、自分達の生活の利便さだけを求めていくのではなく、自然や動物達との共存を考えて進んでいかなければならないのだと、改めて強く感じました。普段あまり見る事ができない映像を抑えた貴重な番組です。ぜひ多くの方にご覧になって頂ければと思います。
【画像】前野智昭
【関連】木村昴 榎木淳弥ら声優陣の日本語ナレーション、世界の謎に迫るミステリー番組が7週連続放送
■『ワイルドネイチャー：ビッグ・キャット・マンス』
12月9日（木）より毎週木曜20：00～23：00
※12月30日（木）のみ20：00～22：50
＜日本初放送番組＞
12月9日（木）
8：00 PM 能登麻美子 【日本初】『ビッグ・キャットと雪の王国』
9：00 PM 窪塚俊介 【日本初】『探求！幻のウンピョウ』
12月16日（木）
8：00 PM 新田恵海 【日本初】『インドとトラと未来と』
12月23日（木）
8：00 PM 小倉唯 【日本初】『タイガー・クイーン：悲劇の女王』
12月30日（木）
8：00 PM 前野智昭 【日本初】『インドのワイルドキャット・プレデター』
コメント