マンチェスター・ユナイテッドは、イタリア代表のロベルト・マンチーニ監督も次期監督候補に挙げているようだ。イギリス『テレグラフ』が報じている。

成績不振によりオーレ・グンナー・スールシャール監督を解任したユナイテッドは、ラルフラングニック氏の招へいに成功した。現在第一線で活躍するドイツ指揮官の多くが、この智将の手ほどきを受けており、そんな彼らからは“プロフェッサー”という愛称で尊敬されている。

ラングニック新監督は、今季いっぱいはチームで指揮を執るが、その後はコンサルタントという立場でクラブ全体の舵取り役を担うことになっている。そのため、ユナイテッドは引き続き新指揮官の模索を続けており、パリ・サンジェルマンマウリシオ・ポチェッティーノ監督や、元レアル・マドリージネディーヌ・ジダン監督の名前が挙げられている。

一方、『テレグラフ』によれば、新たにマンチーニ監督も候補に浮上。57歳の指揮官は2018年5月からイタリア代表を率いており、今夏にはユーロ2020で53年ぶりの優勝に導いた。

ところが、カタールワールドカップの欧州予選ではまさかのグループ2位に終わり、プレーオフに回ることに。仮に本戦出場を逃すことになれば、進退に影響することは間違いなく、ユナイテッド側としては交渉が容易になると見られている。

しかしながら、マンチーニ監督といえば、ユナイテッドのライバルクラブであるマンチェスター・シティで指揮を執った人物。プレミアリーグ優勝に導いた実績もあり、その関係性がネックとなりそうだが…。

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