福島県いわき市に実在するスパリゾートハワイアンズのダンシングチーム、通称“フラガール”の新人ダンサーたちの絆と成長を描いたオリジナルアニメ映画『フラ・フラダンス』が、いよいよ明日12月3日(金)より公開される。このたび本作を一足先に鑑賞した著名人からのコメントが到着した。
【写真を見る】福原遥や山田裕貴、ディーン・フジオカら豪華な顔ぶれが声優を務める
2022年度後期のNHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」でヒロインを務めることも発表された福原遥が主人公の声を担当し、美山加恋や富田望生、山田裕貴、ディーン・フジオカらが共演する本作。高校卒業後の進路に悩んでいた夏凪日羽は、衝動的にフラガールの採用試験に応募。未経験ながらも採用された日羽は、個性豊かすぎる同期たちと初ステージを踏むのだが、ある大失敗をしてしまう。“史上もっとも残念な新人たち”と呼ばれ落ち込む彼女たちは、いいことも辛いことも分かち合いながら互いの絆を深めていく。
このたび本作にコメントを寄せたのは、7名の著名人たち。前島亜美、吉野裕行、佐藤日向といった声優から、大のアニメファンとして知られるハライチの岩井勇気。そして作詞家・音楽プロデューサー・作家のいしわたり淳治に、「ラブライブ!」などで知られるアニメーション監督の京極尚彦、本作と同じくスパリゾートハワイアンズの“フラガール”を描き第30回日本アカデミー賞最優秀作品賞など国内の映画賞を席巻した映画『フラガール』(06)で企画プロデュースを務めた石原仁美の名前も。
各方面から熱いコメントが届けられるなど、公開を目前に盛り上がりを見せている『フラ・フラダンス』。是非とも劇場で、新人フラガールたちの奮闘を見守ってほしい!
<コメント>
●石原仁美(映画『フラガール』企画プロデュース)
「映画『フラガール』公開から15年。その後、震災を乗り越えたフラガールたちがいまもここにいます。福島県いわき市の美しい風景の中で描かれるフラガールたちの純粋でひたむきに夢を追いかける姿は、きっと皆さんの心に光を灯してくれるはずです。是非劇場でご覧下さい」
●前島亜美(女優・声優・タレント)
「『フラ・フラダンス』上映おめでとうございます。夢を追いかけることの素晴らしさに触れて、とてもあたたかい気持ちになりました。煌びやかな世界の裏には沢山の努力があって、支えてくれる人たちがいると、泣いて笑って、生きていくなかで1番大切なことを思い出させてもらいました。いまこそ見ていただきたい、元気をもらえる作品です」
●吉野裕行(声優)
「アニメらしい部分も、現実的な部分も、アロハの言葉のようにあたたかくやさしく、沁み渡る作品でした。そして全く異なる部分では?私が普段アイドルを応援してるからでしょうか?水島精二氏の作品だからでしょうか!?もしやこの界隈にも推し誕生するんじゃ!?そんな期待が高まりました!」
●佐藤日向(声優・女優)
「山形生まれの私にとってスパリゾートハワイアンズは大好きな思い出が沢山詰まっている場所。そして小学生の頃一番情熱を注いだフラダンス。映像のなかに、ハワイアンズで見るフラダンスの温かい世界が広がっていました!一つ一つの振り付けが台詞のように大切な意味があり、歌詞の意味を丁寧に振り付けで紡ぐフラダンスの魅力が詰まっています。誰かに"Mahalo"と伝えたくなる作品です!」
「社会人として、フラのダンサーとしての成長していく5人の女の子たちの物語が、大それた話にならず、とても等身大に描かれていているので、本当にこの世界のどこかで起こっていることのように思えて、応援したくなった。南国にいるように、心をゆったりと温めてくれる作品。こりゃ、近々ハワイアンズ行くなぁ〜」
●いしわたり淳治(作詞家・音楽プロデューサー・作家)
「上手くいかない日々だからこそ気づくことがあって、そうやって歯を食いしばりながら気づいたことは『しあわせ』を探すときの一番のヒントになっていたりするものです。彼女たちの姿は、絆とは何か、個性とは何か、仕事とは何か、生きる上で大切な色々なことを教えてくれるような気がします」
●京極尚彦(アニメーション監督)
「とっても素敵な5人が目標に向かって頑張る姿がキラキラしていて目が離せませんでした。苦しい時があっても、みんながいるから乗り越えられる。そんな正直すぎる気持ちをまっすぐ描いてくれたこの映画が大好きです。私も昔、震災にあった経験があります。手を取り合って助け合う気持ちがこれからもずっと繋がりますように」
文/久保田 和馬
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