米俳優のアレック・ボールドウィン(63歳)が、撮影監督ハリーナ・ハッチンズさんが誤射事故で死亡した件に関し、「引き金を引いていない」と主張している。ハッチンズさんは10月21日、新作映画「ラスト」の撮影現場で銃弾に倒れ帰らぬ人となったが、アレックはその銃の引き金を引いていないという。
また、同ウエスタン映画の小道具である銃の中に実弾が入っていたことに関しては説明できないとして、「誰かが銃に実弾を入れた。現場にないはずの弾丸をだ」と続けた。
さらにハッチンズさんの死に関しては、「今ですら、(事故が起こったことが)信じられない。本当のことだと思えないんだ」と感情的に語った。
事故当初、アレックは「友人だった」ハッチンズさんの夫マシューさんとは常に連絡を取っているとして、「彼は悲嘆に暮れている。映画セットでは、事故が起こることもあるが、これほどのことはない。これは、1兆に1回の確率で起こったことだ」「彼はショックの中にいる。彼には9歳の息子さんがいる。僕達は彼の家族、子供のことをとても心配しており、常に連絡をとっている」と話していた。
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