やたらとされる人と、全くされない人との差が激しいのが職務質問。現在ツイッター上では、“セレブ”が職務質問を受けた理由をめぐり、驚きの声が多数上がっているのだ。

【話題のツイート】ただ散歩してるだけと思いきや…


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■このセレブ、何かおかしい…?

注目を集めているのは、ツイッターユーザー・結奈さんが1日に投稿した一件のツイート

投稿には「去年の今頃、銀座でペットを散歩していたら職質されました」と、何やら意味深な一文がつづられており、添えられた写真を見ると、そこには全身をビシッとしたスタイルで決めた見目麗しいセレブ女性の姿が。

セレブ

ここだけ見ると単なる「銀座の日常風景」そのものなのだが…なんとセレブと共に歩いているペットは犬などではなく、全身を真っ白なシーツのようなもので覆われ、胴体をリードでがっしり捕縛され、二足歩行で歩く生物だったのである。


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■「令和のセレブ」に驚きの声

ペットはペットでも、これ別の意味でのペットだろ…と、思わず戦慄してしまうワンショット。ひょっとしたら、これが「令和の銀ブラ」のニュースタンダードなのだろうか。

件のツイートは投稿から2日足らずで2万件近くものRTを記録しており、他のユーザーからは「確かに職質したくなる」「これは俺の生きている世界線の写真なのか…?」「警察もどっちに職質すべきか迷うところですね」「自分、ペット立候補しても良いですか?」など、反響の声が上がっていた。

またペットの風貌に既視感を覚えたという人も少なくないようで、「メジェド様」の愛称でお馴染みの古代エジプト神話の神をはじめとし、全身が真っ白な異形キャラクターの画像がリプライにて多数寄せられている。

果たしてこちらのセレブはなぜこのような散歩を行なっていたのか、そして職質はどのように乗り切ったのか…。後学のため、記者がツイート投稿主・結奈さんに詳しい話を尋ねてみると、衝撃的な「セレブ裏事情」が明らかになったのだ。

■職質時の状況がカオスすぎる…

自身らでコンセプトを考えた「創作写真」の撮影を中心に活動している結奈さん。

今回話題となった写真は、アートディレクター霜自由氏の「セレブは日常に飽きていて常に刺激を求めているに違いない、なのでペットも普通じゃないものを飼ってるに違いない!」というコンセプトの元で撮影されたそうだ。

セレブ

なお、職質をしてきた警察官の第一声は「お時間よろしいですか?」「何をされているんですか?」などではなく、「大丈夫ですか?」だったそうで、やはり警察官もそこそこ動揺していたのだろう。

こちらの質問を受け、結奈さんが「ペットの散歩をしているだけです」とセレブ然とした回答を見せようとすると、それより先にカメラマンが詳細な事情を説明。それを受け、警察官も「皆さん驚いてしまうので、できるだけ早く退散してくださいね」と、理解あるコメントを発していたそうだ。


■セレブは心臓も強かった?

セレブ

流石のセレブも、職質中は心臓バクバクだったのでは…と思い、当時の心境を結奈さんに尋ねると「ペット役の子が布に覆われて目が見えないので職質中周りが把握できてなく、何が起きてるのか分からなくて戸惑ったように、おろおろ首を振っているのがとても印象的でした!」と、凛とした表情を浮かべつつ、真っ直ぐな瞳で答えてくれた。

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自身にやましいことがない状態で職質を受けた際は、これくらい余裕を持って挑むべきなのかもしれない。それにしてもアートの世界は深い…。

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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ

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