ANIPLEX.EXEは、『ATRI -My Dear Moments-』と『徒花異譚』のNintendo Switch、Android、iOS向けに発売すると発表した。

 発売日は12月16日(木)。PC(Steam、DLsiteDMM GAMES)向けに発売していた同作の移植となる。

 『ATRI -My Dear Moments-』と『徒花異譚』は、アニプレックスから発足した新ブランド「ANIPLEX.EXE」から発売したノベルゲーム。それぞれ2020年に発売されており、今回が初めてのコンソール向けの発売となる。

(画像はATRI -My Dear Moments- ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)より)

 『ATRI -My Dear Moments-』は、原因不明の海面上昇によって、地表の多くが海に沈んだ近未来が舞台。そんな世界で海底の遺産を探している少年・斑鳩夏生(いかるが なつき)は、ある日、棺のような装置の中で眠る不思議な少女ロボット・アトリを海底からサルベージする。こうして海に沈みゆく街で、少年とロボット少女の夏がはじまる。

(画像は徒花異譚 ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)より)

 『徒花異譚』は、絵草子の中の世界である徒花郷(あだばなきょう)が舞台。記憶喪失少女・白姫(しろひめ)が暗い森で彷徨っていると、怪物に襲われてしまうが、筆を刀のように操る少年・黒筆(くろふで)に助けられる。

 ふたりの役目は、ここにあるお伽話の世界を渡り歩き、話の筋に歪みが生まれていないかを見張ることらしい。こうして少年と記憶喪失の少女は、お伽話の世界を渡り歩き、歪んだ物語を修復していく。

(画像はATRI -My Dear Moments- ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)より)
(画像は徒花異譚 ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)より)
(画像はATRI -My Dear Moments- ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)より)
(画像は徒花異譚 ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)より)

 『ATRI -My Dear Moments-』は、企画・シナリオに『この大空に、翼をひろげて』の紺野アスタ氏を迎え、『グリザイア』シリーズのフロントウイング、『サクラノ詩-櫻の森の上を舞う-』のが共同制作を行っている。

 『徒花異譚』は、『フェアリーテイルレクイエム』で知られるシナリオの海原望氏と原画・キャラクターデザインの大石竜子氏が再びタッグを組む。また制作は『腐り姫』のライアーソフトが担当している。

 両方の作品も豪華スタッフの集結しただけあって、ユーザーから高い評価を受けている。まだ未プレイという人は、今回のNintendo Switch、Android、iOS版をプレイしてみてはいかがだろうか。

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