運転中にイライラしたのが原因か…。バイクの運転手ともめた妊婦が射殺されていたことを、『New York Post』などアメリカのメディアが伝えた。
■バイクに車を当てた女性
アメリカ・フロリダ州で暮らしていたサラ・ニコール・モラレスさんが、先日車で外出した。すると、すぐ近くをバイクで走っていた男性(40)になぜか腹を立て、故意に車を当てるという悪質な行為に及んでしまった。
男性はケガを負わずにすんだが、すぐに通報することに。車の中にいるサラさんに声をかけ「警官が来るまでここで一緒に待ってください」とお願いしたが、サラさんは首を縦に振らなかった。
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■当て逃げした女性を追い…
サラさんは男性の要求を断固拒否し、その場から車で逃走。男性が目撃者たちと一緒に追ったところ、サラさんの自宅に行き着いた。
あわてた様子のサラさんは家の中に駆け込み、銃を持って飛び出してきたかと思うと、銃口を男性たちに向けた。このとき警察に電話をかけていた男性は、とっさの行動に出た。
■まさかの死
たまたま銃を持っていた男性は、大慌てで取り出し発砲。致命傷を負い亡くなったサラさんは、妊婦だったという。
警察は今もこの日の出来事について詳しく調べている段階だと明かしたが、サラさんがなぜ車を男性に当てたのかも含め、詳しいことはまだ分かっていない。
■「イライラ」は半数以上が経験
しらべぇ編集部が全国10~60代の男女1,653名を対象に調査したところ、全体の52.0%が「どうしようもないほどイライラすることがある」と回答した。
ハンドルを握ると、性格が変わるという人もいる。渋滞、危険運転、あおり行為などにカッとなる人もいるが、そういうときには音楽を聴く、深呼吸する、アメなど甘いものを口に入れるなどすると、ある程度落ち着くという話もある。
運転中のトラブルは、取り返しのつかない事態になる場合がある。大事な命を守るためにも、交通ルールとマナーはしっかり守りたい。
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【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2019年8月9日~2019年8月14日
対象:全国10代~60代の男女1653名 (有効回答数)
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