お札・札・札束・万札・大金

大きな手術を乗り越えた男性を気遣った友人が、元気を出してもらおうと用意した宝くじ。それが男性に大金をもたらしたことを、『USA TODAY』などアメリカのメディアが伝えている。


■大手術を受けた男性

アメリカ・マサチューセッツ州で暮らす男性には、親切でくじ運も良い友人がいる。数年前も「誕生日のプレゼントだ、これをどうぞ」と宝くじを差し出され、なんと当選。約10万円を当てて喜んだことがあったそうだ。

その男性がこのほど心臓の手術を受け、入院することになった。すると友人から「早く回復しますように」と書かれたカードが届き、そこにはやはりスクラッチ式の宝くじが添えられていたのだという。


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■まさかの高額当選

男性が当選かどうか確認してみたところ、またしても当選していた。しかも日本円で約1億1,300万円という高額当選だったことから、納得行くまで何度も確認してしまったそうだ。

「確かに当選している」と知った男性は、当選金を分割ではなく一括でもらうことに。そうすると分割のように満額は支給されなくなるが、それでも税込みで7,360万円近くを受け取ったと報じられた。

■お金の使い道

現地メディアの取材に応じた男性は、当選金の使い道を問われ「すでに成人している息子たちに分けてあげたい」「幼なじみのラリーにもね」と話したが、このラリーさんが宝くじをプレゼントした人物なのかなど、詳しいことは分かっていない。

ちなみに男性は、くじ当選を知る前にバハマへの旅行を計画していたのだという。リッチになったことから予算は気にしなくてもよくなったらしく、「予定より少しぜいたくな旅ができそうです」とも語っている。


■男性と友人の幸せ願う声

インターネットには「ハッピーなニュースにほっこりした」「医療費も大変でしょう、ぜひ当選金で払ってほしい」というコメントが書き込まれた。また「宝くじをくれた友達にも当選金を分けてあげて」「半分あげてもいいと思う」と友人を思いやる意見も多数ある。

宝くじを贈った優しい友人、そして手術を乗り越えた男性のどちらもが幸せになることを、まったく関係のない人たちも願っているようだ。

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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原

心臓手術を受けた男性が宝くじで1億円当選 優しい友人のプレゼントが幸運呼ぶ