京都府に拠点を置くroom6は12月4日(土)、同社のインディーゲームレーベル「ヨカゼ」の最新情報を伝える映像番組「ヨカゼナイト」の中で、アドベンチャーゲーム『アンリアルライフ』のiOS/Android版をリリースすることを発表した。

 サイコメトリー能力を持つ記憶喪失の少女と信号機の形をした言葉を話すAIが不思議な街を冒険し、世界の謎に迫るアドベンチャーゲームアンリアルライフ』のiOS/Android版リリースをはじめ、計8作品に関する新たな情報が発表されている。

 同作はサイコメトリー能力を持つ記憶喪失の少女と信号機の形をした言葉を話すAIが不思議な街を冒険し、世界の謎に迫るアドベンチャーゲーム。2020年にNintendo SwitchとPC(Steam)向けにリリースされ、翌年には「第24回文化庁メディア芸術祭」エンターテインメント部門で新人賞を受賞し話題を集めた。
 グリッチ表現を活かした美麗なピクセルアートや個性の強い登場キャラクターたちの会話が織りなすユニークな物語世界が、スマホやタブレットなどのモバイル端末でも楽しめるようになるようだ。

 リリース開始日はiOS/Android版ともに未定だが、すでに事前予約の受付が各ストアで開始されている。価格はiOS版が860円(以下、表記はすべて税込)。Android版については不明なものの、2000円を超えるNintendo Switch版とPC版に比べ、iOS版はかなりのお手頃価格と言えるだろう。

(画像はSteam『アンリアルライフ』より)
(画像はSteam『アンリアルライフ』より)
(画像はSteam『アンリアルライフ』より)

 「ヨカゼ」は、「思わず世界に浸ってしまうような、情緒のある体験を持つゲーム」のリリースを目的に設立されたインディーレーベル。パブリッシャーの枠を超え、運営母体となるroom6以外の団体や個人も参加できるのが特徴だ。

 今回配信された「ヨカゼナイト」では、同レーベル初となる映像番組を30分にわたり放送。ディレクションを『アンリアルライフ』作者の「hako 生活」氏が担当し、ナレーションをバーチャルシンガーヰ世界情緒」氏が務めた。今回の『アンリアルライフ』も含め、計8作品に関する新たな情報が発表されている。

‎iOS版『アンリアルライフ』ストアページはこちらAndroid版『アンリアルライフ』ストアページはこちら