【この記事の動画を見る】

米イリノイ州シカゴ郊外のハイウェイで先月30日、19歳の女性が運転するホンダ車が大型トラックに突っ込んだまま引きずられる事故が発生した。車はトラックの荷台に横向きに突っ込んでおり、当時の衝撃的な映像が拡散中だ。『NBC Chicago』『FOX 32 Chicago』などが伝えている。

事故が起きたのは午前11時40分頃で、イリノイ州北東部の州間高速道路294号線を走っていた2005年製ホンダアコードが、大型トラックの荷台下の隙間に横向きに突っ込んだまま引きずられた。

ホンダ車を運転していたのはレリーシャ・ガードナーさん(Laylisha Gardner、19)で、車線変更をしようとして事故に遭った。

ホンダ車が引きずられる様子は後方を走っていたグジェゴシュ・ブチンスキーさん(Grzegorz Buczynski)の車載カメラが捉えており、グジェゴシュさんは「車体の前半分が荷台下に収まっているのを最初に見た時は、ドライバーはもう生きていないだろうと思ったよ」と当時を振り返る。

しかし動画では、ホンダ車の運転席に座っているレリーシャさんが開いた窓から手を振る姿が映っており、グジェゴシュさんは「大型トラックの運転手に知らせようと、運転していた車のスピードを上げたんだ」と明かし、こう続けた。

「とにかくクラクションを鳴らして、大型トラックの運転手に向かって手を振ってみた。すると運転手の男性は手を振り返してきてね。でもその直後、男性はやっと荷台の下に車が入り込んでいることに気づいたようだった。」

イリノイ州警察によると、トラックはその後道路脇に無事停車し、この事故によるけが人はいなかったという。大型トラックを運転していたのは52歳の男性ということだが、事故の詳細については明らかにされていない。

なおこのニュースには「大型トラックの運転手は衝撃を感じなかったのだろうか? 少なくともホンダ車の重さでスピードが落ちたはず」「白い煙があがっていてかなりの異臭がしたはず。これに気づかないなんて!」「サイドミラーを見ていなかったのかしら?」「携帯をいじっていたのかも」「死角だろうね」「これは怖い」「どうやったらあんなふうに横向きになるのか?」「女性の運転にも問題があったのでしょうね」「あの状態で手を振っている女性が滑稽に思えてしまった」「かなりの幸運」「大事故に繋がらなくて良かった」「大型トラックのそばには近づくなってことだよ」といったコメントがあがっている。

ちなみにアメリカのケンタッキー州では2015年、6歳(一部報道では7歳とも)女児がスクールバスのドアにリュックを挟まれたまま約350メートルも引きずられた。当時の動画は今年7月に初めて公開され、バスの運転手に対して厳しい声があがっていた。

画像は『FOX 32 Chicago 2021年12月3日付「Shocking video shows semi-truck dragging car down Illinois highway」(Credit: Grzegorz Buczynski via Storyful)』『The Independent 2021年12月4日付「Horror video shows truck drag car down highway as driver waves for help」(Screenshot / Grzesiek Misiek / YouTube)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

海外セレブ・芸能のオンリーワンニュースならテックインサイト