2022年1月よりスタートする島崎遥香主演ドラマ「ハレ婚。」(毎週日曜夜11:55-0:25ほか、ABCテレビほか)に浅川梨奈が出演することが分かった。浅川は、ハレ婚夫を一途に愛し、家計全般を担当するマネジメント妻として、ひとつ屋根の下でヒロイン・小春(島崎)と恋敵になっていく役どころを演じる。

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同作は、現代日本を舞台に、“一夫多妻”をテーマにした異色のラブコメディー。原作は、2014年に青年漫画誌「ヤングマガジン」(講談社)で連載開始以来、幅広い読者層を獲得し、累計260万部を突破した同名コミック。一夫多妻という非現実的な設定だからこそ見えてくる、4人それぞれの“愛のカタチ”も同作では丁寧に描かれていく。

既に、3人目の妻となるヒロイン・前園小春を島崎が、ミステリアスなハレ婚夫・伊達龍之介を稲葉友が、セクシーな1人目の妻・ゆずを柳ゆり菜が演じることが発表されているが、残る1人、超クールで嫉妬深い2人目の妻・まどかに浅川が抜てきされた。

物静かな性格でひときわ落ち着いた佇まい。そんなまどかは、伊達家の家計を一手に任されており、龍之介のマネジメントも担当するかなりのしっかり者。その一方で、龍之介のことを絶対的に愛していて、突如3人目の妻として迎えられた小春には強烈なライバル意識を抱く。

ことあるごとに小春の心をかき乱す言動を重ねるまどかだが、彼女の過去にはある“秘密”が。やがて、まどかの存在が、物語の大きな鍵となっていく。

自他ともに認める「オタク」で、漫画愛がとても強い浅川が、原作でも人気の高いまどか役を、あどけなさと芯の強さが共存した表現力と愛情深さを生かした芝居で全うする。

■伊達まどか役/浅川梨奈コメント

――まずは、原作を読まれた感想をお聞かせください。

日本では無いけど、どこかの国では実在する、一夫多妻制を取り入れた作品は初めて読んだので衝撃的なおかつ刺激的でした。男性の夢が詰まりに詰まっている(笑)。

ですが読めば読むほど、原作者が女性の方ならではの観点での悩みや思いがあり、楽しく読みつつ、まどかを演じさせていただくと聞いてから読んだので感情移入しまくりで苦しくて、気付いたら泣いていました。

――まどかは、どんな人物という印象ですか?

恩義を忘れないブレない真っすぐで一途、龍之介のためなら命を捨てることも惜しまないような女の子。一見クールで無口でしっかりしていて冷たく見えるかもしれないけど、こういう女の子が実は一番愛が深くて意外と甘えん坊だったりツンデレだったりしてかわいいし良い子なんですよね(笑)。個人的にめちゃくちゃタイプな女の子なので、とても楽しませてもらってます。

――まどかを演じるにあたって役作りされたことは?

まどかは今まで演じたどの役よりも、先を考えながら演じないとズレが生じてしまうのではないかと思っています。ドラマは9話完結ですが、原作は19巻まで出ているので原作と照らし合わせながらドラマでは描かれないせりふや表情などを常に頭に入れて、話し・動けるように意識しています。

髪の毛も7cmほど切り、色味も赤くしてビジュアルも寄せられるようにしました。まどかのおかげでずっと長かった髪の毛を切ることができました。ありがとうまどか(笑)。

――“一夫多妻”の複雑で風変わりな結婚生活が描かれますが、ご自身はどのような印象をもたれましたか?

龍之介のように、一度に数人を同じように愛することが私には難しいので、すごく器用なことをしているなと思いました(笑)。個人的にまどかと似ている部分が多いので、一夫多妻制の家族で過ごしていたらめちゃくちゃ嫉妬してしまいます。

――最後にメッセージをお願いします。

プロデューサーさんが「ハレ婚。」読者だったと仰っていました。そして脚本を読んで驚きました。それほど原作にとても寄り添ったストーリーになっているので、原作ファンの方々も楽しんでいただけるのではないでしょうか。全9話、それぞれの思いが交錯しながら成長していく姿を楽しんでいただけたらと思います。

「ハレ婚。」の“2人目の妻”・まどか役に浅川梨奈が決定/(C)ABCテレビ