アニメ映画『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』より、本編映像が解禁された。テンポ抜群&息ぴったりな日本語吹き替えも見どころだ。

【動画】大人になったボス・ベイビー登場 『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』本編映像

 今回の舞台は前作『ボス・ベイビー』の25年後の世界。すっかり大人になったボス・ベイビームロツヨシ)とティム(宮野真守)の元に、「悪の天才博士が世界征服を企んでいる」という情報をキャッチしたベイビー社から、ティムの次女ティナ多部未華子)が「ボス・レディ」として派遣される。ボス・レディは、疎遠だった2人をスーパーミルクで赤ちゃん返りさせ、おなじみの兄弟2人組として潜入捜査に向かわせることに…。

 本編映像では、大人になったティムが妻のキャロル坂本真綾)、2人の娘とともに幸せに暮らしている冬の日に突然の訪問者が現れる。がっちりとした体格にリーゼント&ブラックスーツといういでたちで現れたのは、すっかり精悍(せいかん)な大人になった“ボス・ベイビー”だった。スーパー実業家として大成功し、多忙を極めてめったに帰らない彼が急に帰還した理由は、ティムからのSOS連絡だった…?

 憧れの叔父に久しぶりに会えて大喜びする長女タビサの横で、自分の声ながらなんだか不自然で身に覚えのないボイスメッセージを聞いたティムは、ボス・レディである次女ティナ多部未華子)のしぐさで、彼女がこのメッセージを仕掛けたことを察知し、何とかこの場を取り繕うことに。家族全員を出し抜いて、ボス・ベイビーを呼び戻したボス・レディの計画とは果たして?

 先日行われた本作の完成披露イベントで、ティム役の宮野が「この作品は洋画の日本語吹替の中でも、難しい作品だと思います。このセリフ量とスピードに合わせていくって普通は初めてじゃできない!」と明かしていたが、それを裏付けるように何人ものキャラクターから目まぐるしくセリフが発せられる怒濤(どとう)のかけあいは、大きな見どころのひとつ。

 ボス・ベイビーの声を務めるムロは「宮野さんの声を聴きながらアフレコすることができたのでそれはもう頼りがいがありました。もし僕の方が先に収録で宮野さんの声が無ければ、僕の今回のお芝居はできませんでしたから本当に宮野さんのおかげです。だからもう宮野さんに感謝です。もう宮野さんの映画です。…それはいいすぎです。みんなの映画です。(笑)」とコメントを寄せている。

 アニメ映画『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』は、12月17日より全国公開。

映画『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』場面写真 (C)2021 DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved.