「平和を愛する国」を自称している中国は、その言葉とは裏腹に軍事力の増強を進めており、ネット上でも軍事に関する話はたびたび話題になっている。中国メディアの捜狐はこのほど、日本とイスラエルではどちらが強いか考察する記事を掲載した。

 記事はまず、「イスラエルすごい国であることは認めるべきだ」と指摘した。紛争が絶えない敵だらけの中東で、小さな国土にもかかわらず「負け知らず」のイスラエルは「すごい国」と言えるという。だが、中東はイスラエルだけが先進国で他の国は発展途上国なので、「相対的に強いだけ」とも言えると主張した。

 では、イスラエルと日本を比較するとどちらが強いのだろうか。記事では軍事力について兵士数や武器の数を比較し、「イスラエルは陸軍力が強く、日本は海軍力が強い」との違いがあるが、「総合的に見ると日本の方が上だ」と分析した。

 しかし、これはあくまで数字の上での比較であり「実際の戦闘ではこの限りではない」としている。国民皆兵体制のイスラエルは、男女を問わず兵役に就くので予備役の数が日本よりずっと多く、「普段は普通の国民でも有事には兵士になれる」と指摘した。また、日本は軍備で勝っているとはいえ「防衛に特化」していて攻撃力が劣るため、実際に戦闘となったら日本が有利になるとは限らないとしている。

 とはいえ、戦争には費用がかかるため経済力も考慮すべき点だと記事は指摘した。この点で日本は、世界第3位の経済大国で国内総生産(GDP)もイスラエルの十数倍の規模だと伝えている。また、同じ先進国でもイスラエルは周辺国が発展途上国なので優位性があるが、日本と比べると優位性がなくなるほか、国土も日本と比べるとずっと小さいので、不利な要素が多いと分析した。

 それで、結論として記事は「総合的に見ると日本に軍配が上がる」としている。それだけ日本の実力について中国は強く警戒しているということなのだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

イスラエルは確かに強い国だが、「日本はそれ以上だ」=中国