アトレティコ・マドリーウルグアイ代表FWルイス・スアレスが悔しさから涙を流した。

アトレティコは7日、チャンピオンズリーグ(CL)のグループB最終節でポルトとアウェイで対戦した。

前節終了時点でアトレティコは1勝1分け3敗のグループ最下位。最終節での逆転突破にはポルト相手の勝利が必須となり、さらにミランが勝利した場合には大量得点を奪って得失点差や総得点で上回る必要があった。

直近4試合ゴールから遠ざかるエースのスアレスはこの試合に先発出場するも、10分過ぎに筋肉系のトラブルに見舞われてプレー続行不可能となり、自らの足でピッチを後に。ベンチでは両手で顔を覆い、悔しさから涙を流した。

悪童の涙には、ファンも「泣ける」、「早く戻ってこれることを願ってます」、「悔しいだろうな」、「うわー」と様々なコメントを寄せていた。

エースの負傷離脱によってピッチ内に嫌な流れが漂ったものの、アトレティコは持ち前の勝負強さを発揮して56分にFWアントワーヌ・グリーズマンのゴールで先制。その後試合は4人の退場者を出す荒れ模様となったものの、1-3で勝利。一気に順位を2位まで上げて劇的な形での決勝トーナメント進出を決めた。

今週末のレアル・マドリーとのダービーに向けてケガの具合が気になるスアレスだが、試合後には自身のインスタグラムを更新し、ロッカールームでのチームメイトたちとの集合写真を投稿し、笑顔を見せている。

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