極楽とんぼ・加藤浩次

タレント・加藤浩次が、8日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)に出演。「学歴フィルター」についての指摘し、反響を呼んでいる。


■就活生へのメールに「学歴フィルター」疑惑

この日の番組では、就職・転職サービスのマイナビが就活生に向けて送ったメールの内容について特集。このメールは、インターンシップの参加者を募集する内容となっていたのだが、件名に「大東亜以下(9)」と書かれていたという。

「大東亜」とは、大東文化大学・東海大学亜細亜大学を指すと言われており、このメールが大学名を基準に就活生を選別する「学歴フィルター」ではないかと波紋を広げている。


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■マイナビは謝罪

1970年代までは、企業が学生を採用するのにあたって、あからさまな学歴フィルターが設けられていたこともあったそう。しかし、現在ではあからさまにやっている企業はごくわずかとなっている。

マイナビは昨夜、学生に「配信いたしましたメールのタイトルに誤りがございました」とメールで謝罪。「所属の大学によって対応が変わるものではございません」とし、学歴フィルターの存在を否定した。

■加藤は失笑

マイナビは、「大東亜以下」と分けた理由について、同番組の取材に「学生をちょうど半分程度に分けられるから」と回答。この報道を受け、加藤は「僕はマイナビの言い訳、苦しいなって思いますけどね…」と失笑する。

さらに加藤は「以下って言ってますからね…」としつつ、「説明もちょっと厳しくないか…」と漏らしていた。


■「それやってていいのか」と指摘

また加藤は大学受験生も同様の言い方をしていることを引き合いに出し、「今から学歴フィルターなくすってしてるときに、マイナビさんよ、マイナビさんがそれをやってていいのかってなってくると思う」と指摘した。

今回の放送を受け、ツイッター上では「加藤さんの言う通り苦しい言い訳すぎ」と、加藤の発言に共感する声や、「学歴フィルターって言ったら悪く聞こえるけど、一定のレベルに応じた指導をするための制度に感じる」と、インターネット上では様々な意見がつぶやかれている。

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(文/Sirabee 編集部・北田力也

加藤浩次、“学歴フィルター”メール誤送信に指摘 「言い訳、苦しいなって」