使用者を全て把握しているため周知措置はとらないそう。

今年登場の最新パトカーで不具合

トヨタは2021年12月8日、警察車、いわゆるパトカーにおいて、使い方によってはヒューズが切れ、サイレンが作動しなくなるおそれがあるとして、「クラウン パトロールカー」計197台(2021年6月1日9月16日製造)のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出ました。

国土交通省によると、サイレンアンプの制御プログラムが不適切なため、サイレンを吹鳴せずにマイク音量を最大で使用すると、当該アンプに過電流が流れる場合があり、その結果、ヒューズが切れ、サイレンが吹鳴しなくなるおそれがあるとのこと。不具合は3件報告されているといいます。

220系クラウンがベースの新型パトカー(乗りものニュース編集部撮影)。