ハムスターモナカ

澄んだアプリコットの毛色が特徴で、ゴールデンハムスターを品種改良した「キンクマハムスター」。かわいさだけではなく、経験を問わず手軽に飼育できることから、不動の人気を誇っている。そんなハムスターをモチーフにした「自分で作れるモナカ」が、SNS上で話題を呼んでいる。

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■予想以上の反響に驚き

創業129年の京都・老舗菓子店「青木光悦堂」と、ユニークな商品企画を専門に行う京都の企画会社「2時」が、コラボして作ったハムスターモナカ。今月6日の発売開始から大人気となり、一夜にして1カ月分の1000個が完売となった。

「2時」代表の楢崎さんは、しらべぇ編集部の取材に対して「予想以上の反響」と驚きを隠せない様子。モナカの皮6個、あんこ6個、ナッツ1袋がセットになって1,500円だが、「友人にも配りたい」と1人で4セット購入する人も現れた。


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■食べる直前にあんこ投入

楢崎さんは「モナカは、皮のパリパリ感や賞味期限を考えると、食べる直前にあんこを入れたほうがよりおいしく食べられる」と話す。また、ハムスターモナカのおなか部分を、あえてくぼませているため、手の間にナッツを持てるデザインとなっている。

ナッツ以外にも、ドライフルーツやコンペイトウを置くこともオススメだという。さらに、「チョコペンなどを使って、自分スタイルにデザインできる。中にクリームチーズやアイスを入れてもおいしい。自分だけのモナカにして楽しめるのも特長」と話す。

■ななめ上がコンセプト

この商品を企画した「2時」のコンセプトは、 時計の2時の方角「ななめ上」だ。ユーモア雑貨などを扱うフェリシモで商品企画に携わった楢崎さんと田中さんが、2020年11月に独立し設立。同年4月、しらべぇ編集部は、楢崎さんが独立前に企画した加茂水族館とのコラボ「クラゲ傘」を取材していた。

考えることや発想することが大好きという楢崎さんは、京都という土地柄や文化に憧れを持ち、いつか京都で会社を起こしたいという想いがあったという。


■お菓子と動物をお見合い

今回のハムスターモナカについては「キンクマハムスターの色とモナカがバッチリ合うと想像できた。頭の中でお菓子と動物をお見合いさせていくことが原点。イラストを描いた後に3Dデータを作成した」と語った。

ハムスターモナカ

現在は、母校の京都芸術大学で非常勤講師として、プランニングなどについて学生に指導中でもある。

■光るいいねランプ

ハムスターモナカは現在完売中のため、今後の入荷については青木光悦堂のホームページやSNSなどで告知されるという。また、2時はこれまでに押すと光る、「いいね、リツイートランプ」なども手掛けている。

光るいいねランプ

いずれの商品も話題となっており、今後も「ななめ上商品」登場を心待ちにしているファンが多い。


■かわいすぎる和菓子

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(取材・文/Sirabee 編集部・おのっち

自分で作れる“ハムスターモナカ”が大人気 担当者は「一カ月分が一夜で完売」