EFLリーグ1(イングランド3部)の第21節、フリートウッドvsボルトン・ワンダラーズの一戦に珍しい侵入者が現れた。

昨今、選手との交流を試みようとピッチへの侵入者が相次いでいるが、今回の侵入者は人間ではなかった。

ホームのフリートウッドが1-0とリードして迎えた前半アディショナルタイムボルトンが自陣深くの左サイドスローインを獲得すると、そのタイミングでピッチへと降り立ったのは一羽のアヒルだった。

試合中は大雨が降りしきっており、ちょうどいい天気だったのかもしれない。動物がサッカーピッチに侵入することは稀にあるが、アヒルが降り立つは中々貴重だ。

試合は一瞬中断されたものの、アヒルはスタッフが誘導すると、そのまま外へと移動していった。

試合の様子を実況していたフリートウッドの公式ツイッターは、「ピッチへ侵入者が発生したため、プレーが中断されます。それはただのアヒルで、追い出されることはありません。アヒルはスタッフの1人よって注意深く移動され、プレーが続きます」と投稿。中々見られない内容にいつも以上の反響が集まっていた。

イギリススカイ・スポーツ』によれば、この一戦はアヒルの侵入以外にも、照明の誤動作や悪天候によるスコアボードの損傷で計3回も試合が中断したという。

なお、試合は後半にも加点したフリートウッドが3-0で勝利を収めている。

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