長野県須坂市の中学校に勤務する31歳教員の男が、スナックで居合わせた男性客に暴行したとして逮捕された。

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 男は先月7日、須坂市内のスナックを訪れ、酒を飲んでいた際、客として店にいた同じ31歳の男性に対し、顔を殴るなどして暴行。男性は顔面を骨折する重傷を負った。店からの通報を受け、警察官が駆けつけると、すでに男は店を去っていた。

 その後、警察が捜査を進めた結果、同市の中学校に勤務する31歳教員の男が容疑者である可能性が高まり、6日に傷害の疑いで逮捕した。警察の取り調べに対し、男は「殴って怪我をさせたことは間違いない」と容疑を認めている。容疑者・被害者ともに事件当時、飲酒していたものと見られ、警察は何らかのトラブルが発生したものと見て捜査を進めている。

 子どもに物事を教える立場の教師が、相手の顔を折るほどの怪我をさせたという事実に、「異常すぎる。どんなことがあっても殴るのは良くないし、教師らしからぬ行動」「めちゃくちゃ凶暴な教師。大人の顔の骨を折るような腕力があるということは、子どもなら死んでしまうかもしれない」「感情が抑制できない人間はめちゃくちゃ怖い。最悪の教師」「傷害事件を起こした以上、懲戒免職処分は免れない」と怒りの声が続々と上がる。

 一方で、「揉め事がどんなことだったのか検証する必要がある。自分を守るためだったら、致し方ない」「教師が意味もなく暴力を振るうとは思えない。正当防衛の可能性もある」との声も。しかし、「正当防衛だったとしても顔が折れるまで殴るのは異常」「生徒にコロナを撒き散らす可能性もあるのに、スナックに行くなんて」という指摘も多かった。

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