ベンチャー企業の女性社長の波瀾(はらん)万丈な生き様から幸せのカタチは何なのかを問う「SUPER RICH」(毎週木曜夜10:00-10:54、フジテレビ系)の第9話が12月9日(木)に放送される。

【写真を見る】スーツを着た優(赤楚衛二)がプレゼンに挑む

第8話では、氷河衛(江口のりこ)と春野優(赤楚衛二)が結婚の予定であることを仲間たちが知る。突然のことに衝撃を受け、宮村空(町田啓太)と今吉零子(中村ゆり)の胸中は複雑に。

今吉は、衛に「スリースターブックス」を辞めると告げる。今吉を引き留めようとする衛だったが今吉の決意は固く、また、鮫島彩(菅野莉央)の妊娠も明らかに。順調に業績を回復する中で、「スリースターブックス」はさまざまな問題が浮き彫りになってしまった。

さらに、優が訪れたコンビニで強盗が発生。そこに居合わせた親子を守るため、優は刺されてしまい病院に運ばれた。

そこで、今回WEBザテレビジョンでは第9話を事前に視聴し、オリジナルレビューで番組の魅力を伝える。

■衛と優の掛け合いが魅力

まさにジェットコースターのように、目まぐるしくストーリーが展開していく本作。衛の波瀾(はらん)万丈な半生はもちろんだが、優の成長っぷりにも驚く。物語の序盤ではインターン生にもなれなかった優が、会社の重要なポジションを任されることになるなんて誰が想像しただろうか。

また、上場に向けての「スリースターブックス」の今後も気になるところだが、やはりなんといっても衛と優の掛け合いに引き込まれていく。夫婦間の問題や会社について真剣に話し合い、互いに信頼を深めていくシーンには思わずこちらの心も動かされる。

かと思えば、かわいらしい衛のヤキモチに対し、優が必死に弁明する姿はまさに“子犬系男子”そのもの。ほほ笑ましい二人のやり取りに、ほっこりすること間違いなし。さまざまな表情を感情豊かに表現する二人のギャップに目を奪われる。

ストーリーの展開は早いが、丁寧な描写とキャストの確かな演技力で見る者をひきつけてやまない本作。

こちらの予想をはるかに上回る展開で、息つく暇もなく、気が付いたらあっという間に1時間が経過していた。最終回に向けてどんどん盛り上がりが急加速していく「SUPER RICH」から目が離せない!

■第9話のあらすじ

氷河衛(江口のりこ)の献身的な補助で、強盗に刺されて傷ついた春野優(赤楚衛二)は回復。そして二人は、桜(美保純)と良次(上島竜兵)を証人に、晴れて婚姻届を提出した。

また、今吉零子(中村ゆり)、鮫島彩(菅野莉央)を引き留めた「スリースターブックス」は以前入っていたオフィスビルへと移転し、1年後には株式上場を考慮するまでに成長する。  

そんなある日の役員会議で、衛は自身の勤務形態をリモートに変えたいと言う。出産育児を経験している鮫島から、リモートワークの課題を指摘された衛は、経験のために自分で運用してみたいというのだ。

田中リリカ志田未来)は衛のリモートワークを懸念し、宮村空(町田啓太)に相談を持ちかける。会社のナンバー1の衛がリモートを続けるなら、明確なナンバー2を据えるべきだと言う。

その夜、優に真子(茅島みずき)から急な連絡が入る。それは、優の実家に関わる重大な出来事だった。

「SUPER RICH」より/(C)フジテレビ