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「すごく急で言い難いことですが、私は幼少期から父から虐待を受けていました」

12月6日、YouTube上の動画でこう告白したのは、チャンネル登録者数34万人を誇る人気YouTuber「お料理の高校生」のねる(16)。サブチャンネルで行ったその衝撃的な告白内容が物議を醸しているのだ。

「ねるさんは昨年11月から『お料理の中学生』として、YouTubeチャンネルを開設。父子家庭で育つねるさんが家族のために作る料理動画は、たちまち人気コンテンツに。高校生になってからもYouTuber活動を続けていたねるさんですが、今年9月ごろから突如としてSNSや動画の更新をストップ10月23日にアップした動画では、『お金や数字に目を眩ませた大人たちが寄ってたかって全てをぐちゃぐちゃにして何処かへ去って行ってしまいました』と打ち明けていました」(ITジャーナリスト)

現在、メインチャンネルの動画はほぼ削除され、Twitterやインスタグラムのアカウントも非公開となっている。すでに心配の声が寄せられていたなかで、冒頭のように父からの虐待をカミングアウトしたねる。本動画では“仲の良い父子家庭”を演じていたことを謝罪するとともに、父から虐待を受けた経緯について次のように語っている。

「今回YouTubeを始めて収益化ができるようになり、父と喧嘩・口論になることがものすごく多くなりました。再生数が伸びていないことを理由にバスタオルを口に詰められ殴られ蹴られました」

父からの暴力はさらに続いたといい、「踏ん張りもがいて、喉の奥から『やめて』と叫び、『ごめんなさい』と言い続けましたが、止まることはなく、それは長時間にわたって続きました」と告白。そして、ねるは次のように視聴者に問いかけている。

「自分のどこが悪かったのか、パパを怒らせないために何かできることはなかったのか。考えても考えても私にはわかりません。バスタオルを口の中に詰めて殴ることは、普通のことなのでしょうか? 私は普通がわからないので、それを教えてください」

「ねるさんは『YouTubeを辞めたい』と父に伝えたそうですが、納得してもらえなかったそうです。耐えられず児童相談所にも相談したというねるさんは、現在は家を出て2カ月が経つことも明かしていました」(前出・ITジャーナリスト)

概要欄には、《今は、何が正解かわからず、ただただ苦しくて怖くて、でも前に進まなければいけない状況です。耐えて耐えて頑張ります》と綴ったねる。あまりにも衝撃的な告白に《え、あんなに仲良さそうだったのに?》《物凄くショッキング》との声が上がる一方で、彼女の安全な暮らしを願う声が広がっている。

《ひとまずは最悪な環境から逃げ出せて本当によかった。当面の生活のこととか不安はあるだろうけど、ねるちゃんが安心して生きていけることを願います》
《無事で良かった。これに尽きる。安全に生活を送れますように》
《ほんとの話なら、通報しなきゃいけないんだが。とにかく身の安全優先で気を付けてください》