霜降り明星・粗品

お笑いコンビ・霜降り明星粗品が9日、YouTubeチャンネル『粗品 Official Channel』を更新。亡き父親をネタにした動画に批判が集まったことを受け、身内の死を笑いに昇華する理由を説明した。

【動画】共感呼んだ粗品の動画がこちら


■弾き語り動画に賛否

高校生3年生のときに他界した父親を歌にしギターで弾き語る姿を、テレビやYouTubeで披露してきた粗品。このチャンネルでは「余命宣告編」「最後の言葉編」「最後のハグ編」と題し、父親との悲しいエピソードを芸人らしく笑いに変えてきた。

今回の動画で粗品は、「おもしろい」「たくましい」などと称賛コメントが集まった一方で、「不謹慎」「最低」と問題視する声が弾き語り動画に寄せられたと明かす。


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■まだ中二病の状態?

亡くなった親をイジる行為に腹を立てるのは「僕もめっちゃ気持ちわかるんですよ」。では、なぜネタにするのか。それは「中二病」からくるものだと話す。

身内が亡くなったとき、つらい気持ちは押し寄せてくるとしつつも「もっとチヤホヤされてもいいんじゃないかっていう発想になる」と自分が悲劇のヒロインだと勘違いしてしまうという。

「『もっとみんな憐れんでくれ』『おれのこと、もっとすごいって思ってくれ』って中二病心で思うんですよね」と話した上で「まだその状態なんかなと思います」と口にした。

■「すごく理解できる」「的を射すぎ」

コメント欄には、「中学の時親が離婚しただけで、同じような発想になったから言ってることがすごく理解できる」「自分も当時10歳のときに父親が鬱でビルから飛び降りたけど、『チヤホヤ~』のくだりはよく分かる」といった声も。

また、「俺今大学生で粗品とおなじ高三の時に母親が肝硬変で亡くなったけどこの動画は的を射すぎてて凄い」と、粗品と似た境遇の人から共感の書き込みが集まった。なお、動画の概要欄には「次回『死汁編』お楽しみに」と予告されている。


■「もっとチヤホヤされていいんじゃないか」

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(文/Sirabee 編集部・RT

霜降り・粗品が亡き父親をネタにする理由とは 「まだその状態なんかなと」