12月17日(金)に公開が迫った『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』より新たな本編映像が到着した。

全世界で600億円超の興行収入をあげ、2018年に公開された日本でも興行収入34億円超の大ヒット。アカデミー賞(R)でもノミネートされ、ドリームワークス・アニメーション史上日本歴代No.1に輝く『ボス・ベイビー』。その待望の続編となる『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』の舞台は、前作の25年後の世界。すっかり大人になったボス・ベイビームロツヨシ)と兄ティム(宮野真守)の元に、「悪の天才博士が世界征服を企んでいる」という情報をキャッチしたベイビー社から、ティムの次女ティナ多部未華子)が「ボス・レディ」として派遣される。ボス・レディは、疎遠ふたりをスーパーミルクで赤ちゃん返りさせ、おなじみの兄弟2人組として潜入捜査に向かわせることに。見た目は赤ちゃん、中身は本当におっさんのふたりが、史上最大のミッションに立ち向かう。

この度、洋画吹替となる多部未華子が見事な演技を魅せつけるシーンが到着した。大人になったティム(宮野真守)は結婚し、妻とふたりの娘とともに幸せに暮らしていたが、生まれて間もない次女のベイビーが眠る部屋からなにやら不穏な気配。長女のイタズラかと思いきやそこに現れたのは、所狭しと部屋中を駆けまわる次女のボス・レディ多部未華子)だった。キュートな赤ちゃん服をはぎ取るとビシっとしたパンツスーツ姿で、ペースを完全につかみ饒舌に話しまくるボス・レディの姿に完全に飲まれたティムは、25年ぶりの事態にアタフタしたまま卒倒してしまう。ボス・レディが遂行中のファミリー・ミッション、果たしてその内容とは?

ハイスピードで流れるように次々セリフを発するボス・レディ役を、洋画吹替初挑戦とは思えぬ流ちょうなセリフ回しで見事に演じ切っている多部。先日行われた本作の完成披露イベントでは「メチャクチャ早口で、まくし立てるように次から次へとテンポよく進んでいくので、付いて行くのに必死で……。全力を尽くして録りました」と収録の苦労を振り返り、すかさずティム役の宮野が「この作品は洋画の日本語吹替の中でも、難しい作品だと思います。このセリフ量とスピードに合わせていくって普通は初めてじゃできない!めちゃくちゃカッコよかったです!」と惜しみない称賛を送っていたが、このシーンだけを見ても大いに納得できるだろう。ボス・レディとしての正体が明かされたこの先には、ムロ演じるボス・ベイビーも巻き込んだ史上最大のミッションが待ち受けているとあって、3人でさらにヒートアップする絶妙な掛け合いにも期待が高まるばかり。ぜひ劇場で楽しんでほしい。

『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』本編映像


『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』
12月17日(金)公開

『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』場面写真