RBライプツィヒのドメニコ・テデスコ新監督が、チームの立て直しに意気込みを示した。クラブ公式サイトが伝えている。

デスコ監督はシュツットガルト、ホッフェンハイムのU-17チームでの指揮を経て、2017年3月にブンデスリーガ2部に所属するエルツゲビルゲ・アウエで初めてトップチームの指揮官に就任。そこでの手腕を評価されると、2017年にはシャルケへステップアップし、就任初年度はブンデスリーガ2位にチームを導いた。しかし、就任2年目は不振に陥り、シーズン途中で解任。その後スパルタク・モスクワで指揮を執るも、2021年夏に退任していた。

フリーの状態だったテデスコ監督に対して、5日にジェシーマーシュ監督を解任したライプツィヒがオファーを提出。36歳の青年指揮官は、現在11位に沈むチームの立て直しを任されることになった。

就任会見に出席したテデスコ監督は、ライプツィヒで仕事ができる喜びを表明。ファンにとって大切な存在でもあるクラブを、良い方向に向かわせたいと意気込んだ。

ライプツィヒに来ることができて本当に興奮している。チームと一緒にピッチに立つのが待ち遠しいよ。責任者との会話や、クラブ全体の第一印象は素晴らしいものだった。そして、私にとって非常に重要なこととして、チームにも一言伝えることができたよ」

「私がクラブと関わりを持ったのは今回が初めてではない。これまでも我々の道が交わることはあった。まだ私が見習いだった頃、このクラブで練習を見学していたんだ。ここは非常に構造化された環境があり、高いポテンシャルを持ったチームもある。それこそが今、我々の必要としているものだ。クラブは非常に革新的で、大きな可能性と明確な目標を持っている」

ライプツィヒと対戦したときに感じたことだが、ライプツィヒプレースタイルがこの地域の人々にとって非常に重要であることを知っている。パンデミック前のスタジアムはほぼ満員で、これはクラブがこの地域でどのように見られているかを明確に示しているだろう」

また、テデスコ監督は週末に控えたブンデスリーガ第15節ボルシアMG戦についても言及。準備の時間は短いものの、形を示したいと語った。

「次の大きな試合まで2日というのは、決して多くの時間があるわけではない。それでも一緒にトレーニングをすれば、何かはできるだろう。それより重要なのは、選手と話をして、私がどのように物事を進め、どのように彼らを助けることができるか強調することだ。そして、我々が実践したことをピッチ上で確認していきたい」

「次の数試合に向けての目標は勝つことだ。参加するすべての大会で、できるだけ成功したいと思っている。ブンデスリーガではまだ順位を上げなければならず、ヨーロッパリーグやDFBポカールでも前進したいね」

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