江口のりこが主演を務めるドラマ「SUPER RICH」(毎週木曜夜10:00-10:54、フジテレビ系)の第9話が12月9日に放送され、衛(江口)と結婚した優(赤楚衛二)に、親の経済力不足や衛の病気等、次々と問題が起こる展開が起きた。視聴者の注目を集めて、Twitterはトレンド1位を獲得している。(以下、ネタバレが含まれます)

【写真を見る】衛(江口のりこ)と優(赤楚衛二)、夫婦間にも暗雲が立ち込める…

■家族のこと、会社のことで優が切ない涙を流した

本作は、“幸せのカタチ=スーパーリッチ”を追い求めるベンチャー企業「スリースターブックス」の社長・氷河衛(江口)の波瀾(はらん)万丈な半生を描くオリジナルドラマ。衛は一回り年下の専門学生・春野優(赤楚衛二)と出会い、ジェットコースターのような人生を歩んでいく。

第9話では、優にとって試練となる出来事が相次いだ。いや、優の不運は前話でコンビニ強盗に刺されたところから始まってるのだが、回復して衛と婚姻届を提出できたにも関わらず、前途多難といったところ。

まず、衛が何度かめまいを起こすことがあり、脳梗塞の疑いであるという。しかし、衛は優が子どもを欲しがっているような発言をすることなどから、気を遣ってその事実を伏せ、病院の付き添い等は空(町田啓太)に頼んでいた。急にリモートワークを選んだ妻の病気を知ることなく、会社の留守を守っていた優は、ナンバー2の立場であるCOOに就任。株式上場のあいさつも衛に代わり、優が務めた。

しかし、その裏で優はひどく傷ついて、悔し涙を流していた。自分の代わりに衛が空を頼っていたという事実や、悩んでいた妻を助けてあげられなかったという不甲斐なさにショックを受ける。その上、実家の父・良次(上島竜兵)と母・桜(美保純)は、友人の連帯保証人となり借金を膨らませていた。妹・真子(茅島みずき)の学費も払えないような状況と、優が頼んだ印刷所の仕事も守ることのできない両親に腹を立て、育った環境を憂う優だった。

■赤楚の演技力に称賛の声!

これまで衛のそばでニコニコと可愛い年下男子だった優が、今回は苦悩に満ちた表情を浮かべて泣いた。そのギャップに視聴者も驚き「赤楚くんの演技力ハンパないね…」「かわいい優くんどこ行った?帰って来て」「衛さんの周りいい男しかいないな」など思い思いの感想をSNSにつぶやいていた。

次回、第10話は12月16日(木)に放送される。両親が帰った後、衛は優に「話したいことが1500個くらいある」と切り出し、自分たち夫婦の今後について話し合い、ある結論に至る。次の日、衛は「スリースターブックス」の仲間に体調のことを打ち明け、休養を取ることにする。仲間たちの絆は一段と強まっているかのように思えたが、碇(古田新太)は今後の自分の身の振り方を模索し始める。

追い詰められ、途方に暮れる優(赤楚衛二)/(C)フジテレビ