アメリカのコメディアンで俳優でもあった故ウィルロジャースの有名な言葉に「もし天国に犬がいないのなら、私が死んだら天国じゃなく犬が待っている場所へ行きたい」というのがあるが、ペットを愛する人にとって彼らが亡くなった後もその愛情がいつまでも消えることはないようだ。このほどイギリスに住むロットワイラーの飼い主が、飼い主の死後に天国で待っている愛犬が迎えにくる様子をイメージした動画をSNSに投稿し、多くの涙を誘っている。『The Mirror』などが伝えた。

英ケンブリッジ在住で「plutotherottweiler」というアカウント名のユーザーが、先月22日にTikTokに投稿した動画が話題となり、最近になって英メディア『The Mirror』が紹介したことでさらに多くの関心を集めている。動画には、このユーザーが飼っている2歳の雄のロットワイラー“プルートPluto)”が何もない平原で、遠くから現れて嬉しそうに飼い主のもとへと駆け寄って来る様子が捉えられている。

何の変哲もない犬の動画に見えるが、物悲しい音楽が流れ、枯れ草が一面に広がるセピアがかった風景に「あなたが天国に到着した時、愛する犬がこんな風に出迎えてくれるでしょう」と言葉が添えてあった。この一言で動画を見た人には、スローモーションで駆け寄ってくるプルートの姿が先立って旅立った愛犬や愛猫と重なり、胸が熱くなる思いに駆られたようだ。

動画はこれまでに350万回以上も視聴され、多くの涙を誘いこのような声が寄せられた。

「この動画を見た瞬間に涙が出ちゃって、いつか来るその日のことを想像しちゃったわ。」
「私の犬は2週間前に亡くなったんだけど、虹の橋に行って私たちを待っていると言われました。本当にそうであって欲しい…。」
「神様! そうだと願っています。ちょうど数日前に私は愛犬を安楽死させなければならなくて、もう私は死ぬほど悲しいです。」

ちなみに動画に登場するプルートはまだ今年2歳になったばかりだが、飼い主は3年前、プルートを飼う前に別の犬を亡くしており「早く会いたいと思っています」と明かしている。

画像は『Plutotherottweiler 2021年11月22日付TikTok「Best greeting ever!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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