キャンプだからこそ楽しめる美しい満点の星空。天体観測にはもってこいの季節であることから、気分転換を兼ねて冬キャンプに行く予定を立てている方もいることでしょう。
とにかく寒い今の時期のキャンプと言えば家族や仲間と暖をとるために欠かせない、焚火。焚火の上で作れるメニューを取り入れることが出来れば効率も良いですし、身体がポカポカになって冬キャンプを更に楽しむことができますよ♪
今回は焚火で作れるおすすめのレシピを3種類ご紹介します。

焚火でゆっくり温まりながら絶品キャンプ飯を作ろう。

焚火でゆっくり温まりながら絶品キャンプ飯を作ろう。


しっとりジューシー『ローストビーフ』

キャンプと言えばやっぱり美味しい肉料理が食べたいものですよね。ローストビーフは難しいイメージがあるかもしれませんが、焼き色を付けた後に余熱で火を通すだけで仕上がるのでお料理初心者の方でも簡単に作ることができます。
また、3の工程でもし焼き網がない場合は牛もも肉に串を刺したり、トングを使って直接焚火で焼き色を付けてもOKです。
ローストビーフの作り方~
<材料A>
・牛もも肉(ブロック) 500g
・ローリエ 1枚
<材料B>
オリーブオイル 大さじ1/2
・塩、黒胡椒 各適量
・おろしにんにく、おろし生姜 小さじ1/2
<作り方>
(1)牛もも肉の表面をフォークを使って2cm程度の間隔で穴を開けます。
(2)1の牛もも肉の表面に材料Bをすり込み、1時間程度放置して味を馴染ませます。
(3)焚火台の上に焼き網をセットし、牛もも肉の表面に焼き色を付けていきます。
(4)全体に焼き色がついたらローリエと一緒に3の牛もも肉をアルミホイルで二重に包みます。
(5)4を15分程度放置し、じっくりと余熱で火を通したら完成です。

牛肉の旨味を思う存分味わえる一品。

牛肉の旨味を思う存分味わえる一品。


ピリ辛で身体の芯から温まる『海鮮チゲ鍋』

鍋料理をキャンプ場で食べたい場合、トライポッドという三脚と吊り下げ式の鍋を使うことで焚火を利用しながら調理することができます。こちらではカプサイシンパワーで体の冷えを撃退する、海鮮チゲ鍋のレシピをピックアップしました。
~海鮮チゲ鍋の作り方(2~3人前)~
<材料>
・たら 2切れ
・有頭海老 4尾
・ニラ 1袋
油揚げ 1枚
しめじ 1袋
・豆腐 1/2丁
キムチ 100g
にんにく、生姜 各2片
<材料B>
・水 1リットル
鶏がらスープの素、コチュジャン、味噌、粉唐辛子、砂糖、ごま油 各大さじ1
・料理酒 大さじ2
<作り方>
(1)たらはひと口大に切り、海老は背わたと足を取り除きます。
(2)ニラはざく切りに、油揚げは細切りにします。
(3)しめじは石づきを取り除いて手でほぐし、豆腐は食べやすい大きさに切ります。
(4)焚火台の上に吊り下げ式の鍋をトライポッドを使って設置し、鍋の中に材料Bを加えて混ぜ合わせます。
(5)ふつふつとしてきたら1~3の具材と薄切りにしたにんにくと生姜、キムチを加えます。
(6)全体に火が通るまで煮込んだら完成です。
【参照】
農林水産省:カプサイシン

〆の雑炊も最高に美味しい、魚介類の出汁たっぷりのスープ。

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シナモンのスパイシーな香り広がる!『焼きりんご』

バターのコクと蜂蜜の甘さが染み込んだホットスイーツ!焚火で作る『焼きりんご』のレシピです。お好みでホイップクリームをトッピングしてお召し上がり下さい。
焼きりんごの作り方(4人前)~
<材料>
りんご 4個
・蜂蜜、バター 各大さじ4
シナモンウダー 小さじ1
<作り方>
(1)つまようじを使ってりんごの表面に10箇所程度穴を開けます。
(2)りんごの芯をナイフやティースプーン等でくり抜きます
(3)くり抜いた穴の部分にシナモンウダーを振りかけ、蜂蜜とバターを詰めます。
(4)アルミホイルを三重にしてしっかりと密閉させながらりんごを包みます。
(5)火を起こした焚火台の片隅に4を入れ、トングを使って回転させながら30分程度加熱したら完成です。

おやつにも朝ご飯にもおすすめ。

おやつにも朝ご飯にもおすすめ。

いかがでしたか?冬キャンプに行く予定がある方は是非参考にしてみて下さいね。

焚火を囲み、食事や会話をしながら過ごすひと時は楽しく、心から癒される上質な時間。

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冬の季節にぴったり!焚火で作れる♪おすすめのキャンプレシピ3選