12月15日(水)に放送される市原隼人主演ドラマ「おいしい給食 season2」(毎週水曜夜9:00-9:30ほか、tvkほか)の最終回で、森田順平と直江喜一が「3年B組金八先生 第2シーズン」(1980-1981年TBS系)以来、40年ぶりに共演することが分かった。「3年B組金八先生」のエピソード「腐ったミカン方程式」で脚光を浴びた不良生徒の“加藤優”こと直江と、彼と何かと反目していた堅物教師の“乾先生”こと森田が、今回は教育委員会の上司と部下という役どころで共演する。

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同ドラマは、給食マニアの教師・甘利田幸男(市原)と、給食マニアの生徒・神野ゴウ(佐藤大志)による、どちらが給食を「おいしく食べるか」という闘いを描く学園グルメコメディー。1980年代の中学校を舞台に、甘利田と彼を取り巻く子どもたち、大人たちのさまざまな人生模様が給食バトルと共に紡がれていく。直江は教育委員会の職員・鏑木役でレギュラー出演しており、最終回に同じく教育委員会の佐久本哲史役で森田が出演する。

■「3年B組金八先生」の“腐ったミカン

武田鉄矢が主演を務め、東京・下町の中学校を舞台にさまざまな社会問題に切り込み、1979年の第1シリーズから、2011年の「ファイナル」まで32年にわたって断続的に放送された「3年B組金八先生」シリーズ。

数あるシリーズの中でも、校内暴力と真正面から向き合い「腐ったミカンじゃないんです」の名言も生まれた第2シリーズで、直江は桜中学3年の不良生徒・加藤を好演。加藤らを例えたフレーズ「腐ったミカン」も流行語となり、一躍ブレークした。

そんな直江が、「おいしい給食」の“シーズン2”で、かつての“恩師”乾先生役の森田と再び共演する。そして、かつて“腐ったミカン”と言われた不良生徒が、今作では教育委員会の職員として給食偏愛教師・甘利田の前に立ちふさがる。

■森田「『金八先生』以外で共演するのは今回が初めてでした」

おいしい給食」シリーズ初出演で、直江と40年ぶりの共演を果たした森田は「優(直江君のことは今でもこう呼んでいる)と『金八先生』以外で共演するのは今回が初めてでした。何か新鮮で、でも気心が知れているのでとても楽しく収録することができました。『おいしい給食』も大変面白いドラマなので、現場も活気があって楽しかったですね。こういう機会を作ってもらえて感謝です」とコメント。

一方、直江は「最初に台本を開いた時、うれしさと驚きでつい声が出てしまいました。順平さんとは普段から交流があり、出演している舞台を見に行ったり見に来てもらったり。プライベートでも、私にとってはいい兄貴であります。金八以来共演する事はなく、今回のキャスティングを知ってからは、撮影日が待ち遠しくて待ち遠しくてたまりませんでした。当時から40年たった今回!乾と加藤の関係がどのような関係になったのか!お楽しみに!」と共演を喜ぶとともに、今作をアピールした。

40年ぶりに共演する森田順平と直江喜一(写真左から) /(C)2021「おいしい給食」製作委員会