セルティックのアンジェ・ポステコグルー監督が、川崎フロンターレの日本代表FW旗手怜央(24)との交渉状況について語った。スコットランド『The Herald』がコメントを伝えた。
今季からポステコグルー監督が率いるセルティック。スコティッシュ・プレミアシップでは17試合を終えてレンジャーズに次ぐ2位につけており、夏にヴィッセル神戸から加入した日本代表FW古橋亨梧はここまで公式戦24試合で14ゴールと躍動している。
そのセルティックは今冬、さらなる日本人選手の獲得が噂されており、旗手を筆頭に横浜F・マリノスの日本代表FW前田大然、ガンバ大阪の元日本代表MF井手口陽介がターゲットとして浮上。特に旗手はセルティック幹部と会って移籍希望を表明したとの報道も出ており、加入が確実視されている。
しかし、『The Herald』によると、旗手獲得に関して指揮官は「まだ何も決まっていない」と強調。また、移籍全般に関して新型コロナウイルスの影響が出ることを懸念していると語った。
「移籍市場の状況は一定であり、我々はそれを乗り越えている」
「まだ何も決まっていない。いつも言っているように、我々は物事が一筋縄ではいかない異常な時代に生きている。色々なところで遅れが出ているのだ」
「しかし私たちは、獲得したい選手ができるだけ早く加入できるよう、市場が開いてから早い段階で取引が成立するように一生懸命働いている」
「我々は他の事もこなしながら作業している。まだ何も確定していないし、何も起こっていない」
「もし私が『取引が完了した』と言ったとしても、1日後には何かが起こって、『嘘つきだ』と言われるかもしれないのだ」
加えてポステコグルー監督は、選手が新しい環境に慣れる機会を与えるために、できるだけ早く獲得したいと考えているものの、その計画は少し無理があるかもしれないとコメントした。
「(早めの獲得は)現実的というより、理想的かもしれない。でも、月を狙えばどこかの星に着陸できると言うだろう。だから、できるだけ早い時期に移籍市場で動けるように働きかけているんだ」
「1月2日までに獲得するのは少し無理があるかもしれないが、できるだけ早く契約したいと思っている。夏の移籍市場のように、まだ選手と交渉している間にリーグが始まってしまわないようにね。そのような状況に陥ることは避けたい」
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