15日、川崎競馬場で行われた交流G1・全日本2歳優駿は、断然の人気に支持されたドライスタウトが無傷の3連勝でG1初制覇。このメンバーでは力が1枚も2枚も上という走りで先々まで楽しみな勝ちっぷりだった。

全日本2歳優駿、レース後ジョッキーコメント
1着　ドライスタウト
戸崎圭太騎手
「今日はこの馬と共にG1を獲りに来ましたので、こうやって勝つことが出来て非常に嬉しく思います。飛びが大きい馬で、距離もちょっと心配なところもあったんですけども、能力があると信じてそこは自信を持って乗りました。結果、僕が心配することなく、馬が非常に強い競馬をしてくれましたので、とても強かったと思います。どこからでも競馬が出来る強みもありますので、スタートは普通に出て、後は周りの出方を見てと思って行きました。良い所で2番手でスムーズな競馬が出来たので良かったと思います。手応えも十分ありましたし、追ってからの反応も直ぐ反応してくれて、良い走りを見せてくれました。本当にこの3戦、非常に良い内容で強い勝ち方で勝っていますので、今後がとても楽しみだなと思っています。またこのように競馬場にファンの方々が来てくれると、非常に嬉しく思いますしテンションも上がります。こうやってインタビュー出来ることもとても嬉しく思います。今日は応援ありがとうございました」

2着　コンバスチョン
松山弘平騎手
「これから良くなる馬ですし、最後も食らいついて力を見せてくれました。あと少しでした」

3着　セキフウ
M.デムーロ騎手
「左回りと内枠が厳しかったです。スタートは上手く出たけど直線はジリジリで前が止まらなかった。馬はだいぶ成長してくれていますし、距離は問題ないと思います」

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C.デムーロ騎手「ダート合ってる」

6着　カイカノキセキ
C.デムーロ騎手
「スピードがあって良い馬です。ダートも合っています」

9着　アイスジャイアント
三浦皇成騎手
「終始追っ付け気味で小回りの分、推進も外外へ逃げて終始脚が溜まらない展開でした。しっかり脚が溜まらなかった分、同じ脚色になりました。追走が前回よりしんどかったです。ついて回ってきた感じになりました」

　レース結果、詳細は下記のとおり。

　15日、川崎競馬場で行われた11R・全日本2歳優駿（Jpn1・2歳オープン・ダ1600m）で1番人気、戸崎圭太騎乗、ドライスタウト（牡2・栗東・牧浦充徳）が快勝した。2.1/2馬身差の2着に3番人気のコンバスチョン（牡2・美浦・伊藤圭三）、3着にプライルード（牡2・大井・藤田輝信）が入った。勝ちタイムは1:39.2（稍重）。

　2番人気で三浦皇成騎乗、アイスジャイアント（牡2・美浦・高柳瑞樹）は、9着敗退。

楽々抜け出す

　断然の1番人気に支持された戸崎圭太騎乗、ドライスタウトが無傷の三連勝を決めた。レースでは4角馬なりから先頭に立つ圧巻の走りを披露。楽々先頭に立ち力の違いを見せつけた。

ドライスタウト　3戦3勝
（牡2・栗東・牧浦充徳）
父：シニスターミニスター
母：マストバイアイテム
母父：アフリート
馬主：YGGホースクラブ
生産者：下河辺牧場

【全着順】
1着　ドライスタウト
2着　コンバスチョン
3着　プライルード
4着　セキフウ
5着　シルトプレ
6着　カイカノキセキ
7着　ライアン
8着　ナッジ
9着　アイスジャイアント
10着　バウチェイサー
11着　ノブレスノア
12着　ナインバイパー
13着　マリンスカイ
14着　モリデンブラック