ビリー・ジョエルのソロ・デビュー50周年を記念して、黎明期から現在までの全キャリアを総括した<一冊丸ごとビリー本>となる『MUSIC LIFE ビリー・ジョエル』 がシンコー・ミュージックから発売されることが明らかになった。

 同誌では、全アルバムの詳細なレビューに加え、関係者へのロング・インタビュー、発掘記事、様々な角度からのコラム、そして貴重なビリーのインタビューも一挙掲載。記念すべきアニバーサリーの年に、改めてビリーの曲/歌詞の世界がマニアックに深堀りされる。

 シンコー・ミュージックの 『MUSIC LIFE ビリー・ジョエル』 編集担当者は、 「原田真二さんとビリーの対談(1978)やリッチー・カナータへのインタビューなど一部は既発の“AOR AGE Vol.16”(2019年12月のビリー・ジョエル特集号) にも掲載しましたが、“MUSIC LIFE ビリー・ジョエル”の大部分は新規取材と新たに発掘した記事。探偵のように関係者の皆さんを追跡して、貴重なお話を伺うことができました。また、締め切りギリギリで取材に応じてくださったKANさんと、元ビリー・バンドのギタリスト、ラッセルに心から感謝を。ビリー・ジョエル50周年、彼の作品を聴きながらお祝いしましょう!」とコメントしている。

 なお、ビリーのソロ・デビュー50周年を記念して日本では独自企画の3枚組(2CD+DVD)最新ベスト盤『ジャパニーズ・シングル・コレクション -グレイテスト・ヒッツ-』が発売される。『ジャパニーズ・シングル・コレクション -グレイテスト・ヒッツ-』と銘打たれた3枚組のDISC1とDISC2は、共にCD収録時間の限界に迫る79分超えで、1975年1994年に日本でリリースされた全シングル曲(12cmマキシシングルを除く39曲)を、発売順にUS7インチ・シングル・ヴァージョンに準じて2021年最新デジタル・リマスター音源で収録。

 DISC3のDVDでは、ビリーがこれまでに発表したミュージック・ビデオを完全網羅している。更に、1977年のカーネギー・ホール公演、1978年BBCでのTVパフォーマンス、1981年スパークス公演、1982年ロング・アイランド公演、1984年の英ウェンブリー公演、1987年ロシア公演、1990年ヤンキー・スタジアム公演からの貴重なライブ映像の他、ソロ・デビュー50周年記を記念して制作され、先日公開されたばかりの新作アニメーションMV 「イタリアン・レストランで」も追加収録。全42曲(うち4曲が世界初DVD化、5曲が日本初DVD化)、シリーズ最大ボリュームとなる185分のMV集となっている。更にブックレットには日本盤全シングル・ジャケットを12cm CDジャケット・サイズで忠実に復刻再現して掲載した、究極のコレクションとなっている。

 『MUSIC LIFE ビリー・ジョエル』 と 『ジャパニーズ・シングル・コレクション -グレイテスト・ヒッツ-』 は、2021年12月22日に発売される。

ムック本情報
『MUSIC LIFE ビリー・ジョエル』(シンコー・ミュージック刊)
2021/12/22 RELEASE
1,980円(tax incl.)
サイズ:A5判、ページ数:144ページ

◎リリース情報
アルバム『ジャパニーズ・シングル・コレクション -グレイテスト・ヒッツ- 』
2021/12/22 RELEASE
【3枚組(2CD+DVD)】SICP31510~31512 / 4,000円(plus tax)
※歌詞・対訳・解説付
https://SonyMusicJapan.lnk.to/BillyJapanBest