木曜劇場『SUPER RICH』は、江口のりこ演じる、幸せのカタチ=“スーパーリッチ”を追い求める破天荒なベンチャー女社長・氷河衛の、ジェットコースターのような波瀾万丈な半生を描く完全オリジナルドラマ。仕事にプライベートにと、苦悩を抱えながらも日々をひたむきに生きるアラフォー女性のリアルな心情を描き出す。

「先に謝っとくわね。ごめんなさい」


今夜10時から放送の第10話で気になるのが、予告でも流れていた聡美(松嶋菜々子)が電話口で衛に伝えたこの言葉。「持っていてよかったです。大切なカードになりました」と空(町田啓太)が聡美に伝えているシーンも差し込まれ、2人がつながっていることは明らか。果たして衛への裏切り行為なのか、それとも何か別の思惑があるのか。


さらに空が、裁判所で「僕は絶対に許しません」と弾劾している様子も映し出され、仕事も恋も完璧で紳士的だった空がここにきて不穏の様子。彼の意図が明らかになりそうな第10話。ラストへ向け本当の敵が誰なのか、今夜も目が離せない。



【第10話あらすじ】

氷河衛(江口のりこ)と春野優(赤楚衛二)の家に、桜(美保純)と良次(上島竜兵)が謝りに来た。しかし、優はもう工場をやめた方が良いと言い放ち、2人に金を渡して出て行ってしまう。


しばらくして優が家に帰ると、衛は話があると切り出す。2人は自分たち夫婦の今後について話し合い、ある結論に至る。


次の日、衛は『スリースターブックス』の仲間に体調のことを打ち明ける。すでにそのことを知っていた宮村空(町田啓太)以外、今吉零子(中村ゆり)や東海林達也(矢本悠馬)、鮫島彩(菅野莉央)たちは驚くものの話を受け入れる。衛は休養を取ることになり、優はCOOを続けることに。 


その後、優は空に謝り、衛は今吉たちと食事へ行くなど、仲間たちの絆は一段と強まっているかのように思えた。しかし、碇健二(古田新太)は今後の自分の身の振り方を模索。一身に仕事を担っていた空も…。


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■木曜劇場『SUPER RICH』

毎週木曜よる10時放送

出演者:

江口のりこ、赤楚衛二、町田啓太、菅野莉央、板垣瑞生、嘉島 陸、野々村はなの、茅島みずき、矢本悠馬、志田未来、中村ゆり、戸次重幸、美保 純、古田新太松嶋菜々子

主題歌:『ベテルギウス』優里(ソニーミュージックレーベルズ)

(C)フジテレビ


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