パソコンなどでインターネット利用中に突然警告が表示され、画面上のサポート番号に電話をかけるよう被害者に促してお金を騙し取る『サポート詐欺』が増加しています。トビラシステムズ株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:明田 篤、証券コード:4441、以下「トビラシステムズ」)は、サポート詐欺に関して注意喚起するとともに、独自の調査データを公開いたします。
■『サポート詐欺』とは

サポート詐欺では、インターネット利用中に「端末がウイルスに感染した」などと偽の警告が現れ、表示されたサポート番号に電話をするよう被害者に促します。


偽のサポートに電話をすると、以下のような被害に発展する恐れがあります。
  • 実在する企業をかたる人物が電話に出る
  • パソコンを遠隔操作するためのソフトウェアをダウンロードするよう、被害者に指示する
  • 遠隔操作でサポートを行うふりをする。実際はパソコンの問題とは何ら関係のないシステム管理画面などを被害者に見せて不安をあおり、不要なセキュリティソフトを購入させたり、有償のサポート契約を結ばせたりする
  • 「パソコンの問題を解決するには代金が必要」などと言い、コンビニで電子マネープリペイドカードを購入するよう指示したり、クレジットカード番号を聞き出したりする
サポート詐欺では、画面に警告が複数表示されたり、警告音やアナウンスが大音量で流れたりと、被害者をパニックに陥らせることがあります。これらは、偽のサポートに電話をかけさせる巧妙な罠です。警告に表示された番号には絶対に電話をかけてはいけません。

■『サポート詐欺』が急増中、テレワークや「おうち時間」で要注意

トビラシステムズでは、特殊詐欺や悪質な営業電話などの迷惑電話番号を約3万件収集し、迷惑電話データベースを構築しています。その中で、2020年からサポート詐欺に利用された迷惑電話番号が急増していることが確認されました(注1)。
コロナ禍のテレワークや、自宅で過ごす「おうち時間」でパソコンを利用する機会が増える中、より一層の注意が必要な詐欺手口です。
(注1)トビラシステムズの迷惑電話番号データベースに登録された約3万件の迷惑電話番号のうち、サポート詐欺で使われた電話番号の数(2021年12月16日時点)

■『サポート詐欺』の通話音声を公開

トビラシステムズでは、サポート詐欺で使用された番号に実際に電話をかけ、どのような危険性があるのか調査を行いました。
調査時の通話音声を、トビラシステムズのYouTubeチャンネルで公開しています。動画では、サポート詐欺の概要、実際の通話内容、警告が表示された場合の対処法などを紹介しています。詐欺被害の未然防止にお役立てください。

【詐欺音声】サポート詐欺の番号に電話をかけると何が起こるか調査してみたら、最終的に詐欺師に怒られた!
動画URL:https://youtu.be/6JDOGMA54Os

トビラシステムズの迷惑電話対策

トビラシステムズ特殊詐欺を防止する「迷惑電話対策サービス」を提供しています。

固定電話向けサービス>

固定電話外付け型の迷惑電話対策機器「トビラフォン」や、迷惑電話フィルタ内蔵型電話機/FAX、ホームゲートウェイのオプションサービスなどを提供しています。在宅時間が長く、固定電話の利用が多い高齢者やそのご家族に、安心して電話をご利用いただけるサービスです。

固定電話向けサービス:
https://tobilaphone.com/landline/

<モバイル向けサービス>

迷惑電話を自動で警告・拒否する各種モバイルアプリを提供しています。迷惑電話の着信時だけでなく、発信のダイヤル時にも危険をお知らせするため、詐欺被害防止につながります。
また、電話帳に登録していない番号も、トビラシステムズデータベースと合致する場合は発着信時に事業者名称を表示するので、安心して電話に出られます。

モバイル向けサービス:
https://tobilaphone.com/mobile/

配信元企業:トビラシステムズ株式会社

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