インテルに所属するチリ代表FWアレクシス・サンチェスは、バルセロナへ復帰する可能性があるようだ。15日付けでスペイン紙『アス』が報じている。

 シャビ・エルナンデス監督を迎えながらも8位(16試合消化時点)に沈んでいるバルセロナは、来年1月から開幕する移籍市場にて選手の補強を目論んでおり、かねてよりマンチェスター・Cに所属するスペイン代表FWフェラン・トーレスターゲットに据えていると報じられてきた。しかし、バルセロナが4500万ユーロ(約57億円)のオファーを用意していることに対し、マンチェスター・Cは6000万ユーロ(約77億円)の移籍金を要求している模様。今冬に移籍が実現しないことも十分に考えられる。

 そこで、バルセロナはF・トーレスの獲得が失敗に終わった場合、A・サンチェスの獲得へ動く可能性があるようだ。2011年から2014年までの3シーズンをバルセロナプレーしていた同選手は、公式戦141試合に出場し47ゴール35アシストを記録。かつてチームメイトとして共に戦ったシャビ監督は、A・サンチェスの能力を高く評価しているという。

 インテルとの交渉の席にはオランダ代表FWルーク・デ・ヨングもオファーに加えられる可能性も併せて報じられているが、果たしてA・サンチェスは再びスペインの地でプレーすることになるのだろうか。

インテルに所属するA・サンチェス [写真]=Getty Images