冠婚葬祭事業を扱う株式会社サンセルモ(本社:東京都港区、以下サンセルモ)は、ペットの飼育経験がある20代~60代以上の男女360名を対象に、ペットの命に関する意識や保護動物に関するアンケートを行いましたのでその結果を発表いたします。

【調査背景】
2020年以降に飼われたペットの数(1年以内の新規飼育者の飼育頭数)は、新型コロナウイルス感染拡大以前の2019年と比較し増加してます。それに伴い、葬儀事業を扱うサンセルモでは、大切な家族の1員であるペットの命について 、飼い主の意識を調査いたしました。
また、ペットの命を考える上で社会問題である保護動物に関する調査結果もご紹介いたします。

【調査概要】
調査対象 :ペットの飼育経験がある20代~60代以上の全国の男女360人
集計方法 :インターネット調査
調査期間 :2021年11月2日11月4日
スクリーニング:ペットを飼っている、もしくは飼っていた方
※調査結果の数値は小数点第2位以下を適宜四捨五入して表示しているため、積み上げ計算すると誤差がでる場合があります。

■約半数の人がペットの死後、新たにペットを飼わないと回答
■ペットのために行っていること第1位は「かかりつけ医を決めている」
■あったら嬉しいペット関連の福利厚生は「ペットの介護・忌引き休暇」
社会問題である保護動物の関しても調査を実施
■ペット葬儀の予算額は? 3割の人が10万円以上も厭わないという結果に
■ペットの葬儀・告別式にあったらいいと思うサービス第1位は...「生前に愛用していた備品も収めてくれる」
※調査結果をご紹介いただく際には「サンセルモ調べ」と注釈を記載ください。

  • 約半数の人がペットの死後、新たにペットを飼わないと回答



もしも飼っているペットが亡くなった場合、新たにペットを飼いますか?という問いに、「飼わないと思う」と回答した人が約半数の50.6%と最も多い結果となりました。2番目に多かったのは「しばらく経ってから飼う」で、41.9%でした。コロナ禍でペットと過ごす時間も増えたことで、ペットは家族としての立場を強めているということが分かりました。



  • ペットのために行なっていること第1位は「かかりつけ医を決めている」
「現在飼っているペットのために行なっていること」に関する問いには、33.6%の人が「かかりつけ医を決めている」と回答しました。次に多かったのは、32.5%で「フードにこだわる」、続いて20.3%で「保険に加入している」という結果でした。また、「表札にペットの名前を入れる」「ペットの抜け毛でぬいぐるみを作る」という回答も見られ、ペットへの愛情が高まっていることが結果からわかりました。また、ペット保険だけでなく人間と同様、ペット互助会に入会し突然の葬儀などに備えていると回答した方も若干名いました。
  • あったら嬉しいペット関連の福利厚生は 約3分の1の人が「ペットの介護・忌引き休暇」を選択
次に「あったら嬉しいペットの福利厚生」について調査したところ、第1位は全体の約3分の1にあたる29.2%の人が「亡くなったり病気の際には人間と同様の期間、休暇が取れる」と回答しました。第2位は20.8%で「ペットが急病の場合早退できる」、第3位は19.2%「ペット飼育に対する手当が支給される」という結果でした。
  • 社会課題である「保護動物」に関しても調査を実施

「保護動物の存在を知っていますか?」という問いに対して、「知らない」と回答した人が全体の35.3%に及びました。環境省 動物愛護 管理室はペット需要の拡大を受け、保護動物の譲り受けを拡大していく仕組み作りも目標としており、保護動物の社会的関心を集める対応が求められています。また、「保護動物を迎え入れたいと思うか」という問いには、全体の約7割が、保護動物を迎え入れることに対し消極的な考えを示しました。
「保護動物を迎え入れない理由」として最も多かったのは、30.7%で「保護動物と接する機会がないため」でした。また、先述の「ペットの死後、新たにペットを飼わない」という回答を踏まえると、ペットロスへの懸念もあり保護動物を飼わないと考えている人がいることも推測されます。

  • ペット葬儀の予算額は?3割の人が10万円以上も厭わないとの結果に
ペットの葬儀・告別式の予算に関する質問では、3万円以下と回答した人が全体の6割でした。一方で10万円以上と回答した人も3割に上りました。家族であるペットとの最後の時間を、後悔のない形で見送りたいという意識が感じられました。
また、葬儀・告別式の形態で最も望まれたのは、「自身のペット単体の火葬」が45.6%で約半数を占めました。費用の観点から土葬や共同葬という選択肢もある中で、ペットの最期は納得のいく形で見送りたいという傾向がうかがえます。
  • ペットの葬儀・告別式にあったら良いと思うサービス第1位は 「生前に愛用していた備品も収めてくれる」
次にペットの葬儀・告別式で「あったら良いと思うサービス」に関して聞いたところ、第1位が18.9%で「生前に愛用していた備品も納めてくれる」でした。続いて第2位は16.7%で、「自宅から葬儀場までの送迎」でした。
2022年にサンセルモにて開始予定のペット葬儀「sorae(そらえ)」では、業界で初めて人と同様の葬儀を行い、飼い主の心の負担やペットロスを少しでも軽減させるサービスを展開予定です。
<総評>
長引く自粛期間によりペットと過ごす時間が増えたことで、ペットは家族としての立場を強めているということが分かりました。ペット需要の拡大と家庭内における立場の変化は、大切なペットを失ったショックから立ち直れない「ペットロス」の深刻化が懸念されます。
ペットの死後、新たにペットを飼わないと回答する方も過半数おり、ペットロス防止のためにも、ペットの最期は飼い主が望む方法で見送るということがこれまで以上に求められてくるのではないでしょうか。
  • 人と同じペット葬儀「sorae(そらえ)」
サンセルモでは、業界初の「人と同じペット葬儀」のサービス「sorae(そらえ)」を2022年に開始いたします。
大切な家族をしっかりと最後まで弔い、ペットロスの削減を目指します。
sorae ティザーページ https://sorae.life/





【株式会社サンセルモ 会社概要】
会社名 :株式会社サンセルモ (https://suncelmo.co.jp/)
所在地 :〒105-0012 東京都港区芝大門1-1-35サンセルモ大門ビル2F
設立  :1973年2月24日
資本金 :1億円
代表者 :代表取締役社長 安田 幸史(やすだ ゆきふみ)
事業内容:総合結婚式場、各種パーティ並びに宴会、貸衣装、結婚式に付随するもの、葬儀一式、総合斎場(玉泉院)、葬祭造園、 霊柩車、生花、造花、ホテル経営
※ 本ニュースレターに記載されている社名・製品名等は、各社の商標または登録商標です。

配信元企業:株式会社サンセルモ

企業プレスリリース詳細へ

PR TIMESトップへ